こんにちは。
「話す声」「聞く声」のトレーナーむくもとゆうこです。
改まった場面やビジネスシーンでは、
できるだけ共通語を使う努力をすることが大切だと思います。
方言に引け目やコンプレックスを感じる必要はないですが、
話が通じにくくては仕事に支障をきたすこともあるでしょう。
「相手によくわかるように」という心配りで、
少しずつ共通語に慣れていってください。
ことばのアクセントには、
強弱アクセントと高低アクセントがあります。
日本語のアクセントは高低によるアクセントです。
強弱アクセントのことば・・・・・・英語、ドイツ語、ロシア語、イタリア語など
高低アクセントのことば・・・・・・日本語、中国語、タイ語、ビルマ語など
共通語ははっきりとした高低アクセントです。
たとえば、犬(イヌ)は、イが低くて、ヌが高くなります。
関西弁だとイが高くて、ヌが低くなりますよね💦
猫(ネコ)は、ネが高くて、コが低くなります。
ド・ミ・ソなど、3段階にはなりません。
高いか低いかの2段階ですので安心してください。
共通語のアクセントには次のような特色があります。
(1) 高低アクセントである。
(2) アクセントの型は平板型と起伏型(頭高型、中高型、尾高型)がある。
(3) 1拍目と2拍めの高さは必ず違う。
1拍めが高ければ2拍めは必ず低く、1拍めが低ければ2拍めは必ず高くなる。
(4) 1音の中に高低差はない。
(5) 1つの語の中で、いったん低く下がった後、再び高く上がることはない。
英語の辞書には必ずアクセント記号が載っています。
でも国語辞典にはアクセント記号は載っていません。
アナウンス辞典という特殊な辞書がなければ、
どんなアクセントが正しいのかわかりませんよね。
そんな事情もあって、
共通語のアクセントは特別に勉強しないと
わからないのかもしれません。
共通語のアクセントについては、まだまだ詳しく書いていきますね。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました