緊張しやすい方に!
「あがり症を根絶する」みのブログ
モチベーション&コミュニケーションスクール桐生 稔 です(^▽^)/
今回は人前で話すときの質疑応答というテーマでお話します。
人前で話したあとに、「何か質問ありませんか?」と質問するシーンがあると思いますが、この質疑応答の時間が非常に苦手...という声は非常に多いです。
そもそも、なぜ質疑応答が苦手なのでしょうか。
一言で申し上げると、答えられるかどうかが不安だからだと思います。
何でも答えられるような質問だったら、喜んで答えますよね。
例えば、30回も見ている大好きな映画があったとしましょう。
大好きな映画なので、何を質問されても、
「このシーンにはこんな意図があって、だから主人公はこんなメッセージをしゃべったんだよ~」と、喜んで答えると思います。
ただ、答えられるか心配だと、質問されることに緊張を覚えたり、質問を受けるの嫌だな…思うわけです。
そこで、ポイントとなるのが、質問を想定する準備力です。
この準備力をどのように鍛えていくのか。
質問の種類を因数分解すると、質問は以下の3つに分かれることがわかります。
①関心
②疑問
③異論
以下、それぞれ解説していきます。
①関心
関心は、もっと聞きたい、詳しく教えてほしいという、興味がある
状態です。
例えば、携帯電話を販売するときに、お客さまから「これ何グラムですか?」「カメラの画素数はどれくらいですか?」など、興味が湧いている状態の質問。これが関心です。
この類の質問は、そこまで恐るるに足らずといった感じではないでしょうか。関心をもっていただいているなんて嬉しいですもんね。
②疑問
疑問は、例えば、先の携帯電話の販売なら、「こういう場合はどうすえればいいんですか?」という質問です。
「水の中に落としてしまったらどうすればいいんですか?」「失くしてしまったらどうすればいいんですか?」と、疑問を解消したい時に出てくるものです。
この場合は、「こんなサービスがあります」、「この保険会社に加入しておくといいですよ」といった感じで、具体的な解決策をお伝えして差し上げるといいですね。
これも事前に想定しておくとよいでしょう。
③異論
実はこれが一番大変です。質問と見せかけて反論してくるパターンです。
例えば「この携帯じゃなくてもいいんじゃないですか?」「他にも良い商品があるんじゃないですか?」など、要するに、質問しているけれども、腹の中では「ちがうのでは?」という反論です。
これも事前の対策として、商品のメリットを伝えること、他との比較検討をすることが大切になってきます。
「質問があると怖い…」となると、対策が打ちづらくなります。
しかしながら、
①関心
②疑問
③異論
の3つしかないとわかれば、対策が打ちやすいです。
とりわけ難易度が高いのが③の異論です。
ここを重点的に備えておく必要があります。
一番いいのは、誰かと想定問答を作ってみることです。
自分で話す内容をつくっていると、知らず知らずのうちに視野狭窄になりがちです。
誰かに、
「関心を持っている人が質問しそうなことは何だと思う?」
「疑問って何か浮かばない?」
「異論を唱えるとしたらどんな点?」
と聞いてみて、フィードバックをもらいましょう。
関心・疑問・異論。事前に質問の種類を分類しておくと、回答のレベルが格段に上がります。
《今回のまとめ》
人前で話すときに受ける質問を、
①関心
②疑問
③異論
の3つに分類する。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20201010/23/koenofuruekaizen/e8/5b/p/o0992055014832922947.png?caw=800)
※今回の詳しい内容はYouTube
「みのちゃんねる♥」
↓↓↓動画は下記をクリック↓↓↓
質問されても慌てず答える!質疑応答の対応方法~「質問の種類は3つしかない」~
ぜひ参考にしてみてください
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