緊張しやすい方に!
「あがり症を根絶する」みのブログ
モチベーション&コミュニケーションスクール桐生 稔 です(^▽^)/
最近、役職や立場が変わって、人前で話す機会が増えてきた
というお問い合わせをよくいただきます。
人前で話すことに慣れておらず、緊張する・・・
という方も多いです。
実はこの質問には、もう一つもれなくセットでついてくるものがあります。
それは、早口になってしまうということです。
このあたりもひっくるめて、緊張しないメソッドをお伝えしてまいります。
まずは、最近人前で話す機会が増えた方の
緊張するメカニズム
を把握していきましょう。
役職や立場が変わったということは、期待されているということですね。
何も期待されずに、役職があがったり、立場が変わることはありませんもんね。
そうすると、その期待に応えようと思い、たくさん話そうとします。
言葉数が多くなり、早口になり、混乱してしまい、緊張してしまいます。
「がんばろうと思えば思うほど、緊張しやすくなる」
こういうジレンマがあります。
そこで、このジレンマを打破する方法を2つお伝えいたします。
まずは、
①削ぎ落とす
期待に応えたい、伝えたいと、思えば思うほど、言葉が多くなります。
ですが、人前で話すときは、せいぜい伝えるポイントを3つまでに絞った方がよいです。
「削ぎ落とす」というと、話す内容をカットするというイメージを持たれるかもしれませんが、これは捨てるのではなく、ストックしておくということです。
たとえば、5つ話す内容があったとして、そのうち2つを削ぎ落とすことになったとしましょう。
この2つは、何か質問された時に補足するとか、足りないと思いったら追加するといったかたちで、隠し玉として取っておくのです。
状況によって、ポイントは2つになるかもしれないし、4つになるかもしれません。
しかし、たくさんお伝えしたのに、全く何も伝わらなかったということになったら、本末転倒です。
人間が集中して覚えていらえるのは、たいがい3つまでです。
まずは、話ポイントを洗い出し、優先順位を決めて、聞き手にとって今回そこまで重要ではないものは思い切って削ぎ落してみましょう。
2つ目は、②余白です。
例えば、60分人前で話すとしたら、60分MAXで話す内容を考えるのではなく、話すのは50分として、予め10分余裕を残して設計しておくということです。
本番では質問が来るかもしれません。
緊張を和らげるためにゆっくり話したほうがよかったりします。
話すときの「間」も十分入れて、伝えがほうがよいでしょう。
そうすると、思っていたより、時間が延びます。
こうしたことも織り込み済みで、予め余白時間をつくっておきましょう。
60分間なら10分間、30分なら5分、10分なら2分、後ろに余白時間をつくっておくと、焦ることがなくなります。
この話をすると、「早く話終わってしまったら気まずくなりませんか」という声をいただくことがあります。
その心配もよくわかります。
ただ、時間が延びてしまうのと、早く終わるのと、どちらが印象が悪いでしょうか。
恐らく、時間が伸びてしまう方が印象が悪くなります。
当日調整するのは難しいので、予め時間の余白をつくって、ゆっくりお話するようにすると、パニックになることも減り、きっと緊張せずにお話ができるようになります。
《本日のまとめ》
①勇気を持って削ぎ落とす
②予め時間の余白をつくっておく
※今回の詳しい内容はYouTube
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最近、立場や役職が変わり、人前で話す機会が増えてきた方に!最初におさえるべき「2つのポイント」
ぜひ参考にしてみてください
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