会話で緊張しやすい方に!

「あがり症を根絶する」みのブログ

 

モチベーション&コミュニケーションスクール桐生 稔 です(^▽^)/

 

 

今回は、

緊張がピタッと止まったエピソード

をお伝えいたします。私の体験談です。

 

あるときを境に、急に緊張しなくなったときがあります。

 

この手法は、様々な話し手の方も共通しておっしゃっていることなので、皆さんにもきっとお役立ちできる情報ではないかと思っております。

 

 

8年前のことです。

 

創業して講師になったばかりのころ。

いきなり講演のご依頼をいただきました。

しかも受講生100名、それを4回行う講演でした。

 

100人の前で講演するのは初めてだったので、「緊張したら嫌だな」と思い、入念に準備しました。

 

まず、1回目の講演は、私が司会者の方から、「桐生さんどうぞ!」と紹介されて、袖から登場するパターンです。

袖から出た瞬間に、目の前に100人の方が現れ、その圧力に完全にやられてしまいました。

 

私の想定では、教卓を超えてマイクを持って動き回って話すというスタイルを考えていたのですが、緊張しすぎて、教卓から一歩も前にできることができませんでした。

なぜなら、手足が震えているのがバレるからです。

ものすごく緊張したのを覚えています。

 

そして2回目。

今度は、私が、最初から会場の前に座っていて、そのまま登壇するパターンでした。

よく、PTAの会合などで、会長さんが前に座っていることがあるじゃないですか。あれです。

このときは全く緊張しませんでした。

 

そして3回目。

今度は1回目と同じく、袖からいきなり登場するパターンでした。

この時は、またメチャメチャ緊張しました。

 

そして4回目。

2回目と同様、会場の前に座っていて、そのまま登壇するパターンでした。

この時はまったく緊張しませんでした。

 

何が違うのか。考えました。

 

・1回目:袖からいきなり登場するパターン→メチャメチャ緊張した

・2回目:もともと前に座っているパターン→まったく緊張しなかった

・3回目:袖からいきなり登場するパターン→メチャメチャ緊張した

・4回目:もともと前に座っているパターン→まったく緊張しなかった

 

行きついた回答は、

「見られている」か「見ている」かの違い

でした。

 

1回目と3回目は、袖からいきなり登場するパータンなので、登場した瞬間、「見られている!」という感覚になります。

 

しかし、2回目と4回目は、始まる前から私が前に座っていて、受講生のことを見ている状態から始まります。

 

人は、「よく見られたい」「上手くやりたい」といった、見られている感覚の時に、異常に緊張します。

つまり、自分の評価が気になるときです。

であれば、受講生の様子を気にすればよいと思いました。

人間は二つのことを同時に意識するのは難しいからです。

 

「そうだ、見に行けばいいんだ」

これが緊張しなくなった瞬間です。

 

4回目の講演のあと、ある企業の社長さんから、

「是非我が社でも2時間の講演をお願いしたい」

というご依頼がありました。

私は、「受講生の方は何名でしょうか?」と尋ねたところ、「250名です」と言われました。

これはハードルが上がりましたあせる

 

私は、今回の教訓をもとに、

「事前に前で座っているパターンでお願いします」

とお願いしました。

しかし、

「いや、袖から登場するパターンでお願いします」

と言われてしまいました。。。

 

そこでどうしたかというと、講演が始まる30分前から、私は屏風の隙間から受講生が会場に入ってくるのをずっとみていました。

ちょっと怪しい人みたいですが(笑)。

そして、講演スタートと同時に、屏風の裏から登場しました。

 

いきなり登場するパターンでしたが、30分前からずっと皆さんをことを見ていたので、その時もまったく緊張しませんでした。

 

 

 

おそらく100人、200人の前で話すという機会は、そこまで多くはないと思います。

 

しかしこれを日常に置き換えてみると・・・

 

例えば、自己紹介のときは、「見られる」ではなく、先に皆さんのことを「見に行く」ようにすると緊張しなくなるということです。

自己紹介のときは、まずその場にいらっしゃる方をじっくり観察した状態で、自分の番が来たら話す。

そうすると、視線が徐々に慣れて、「見られている」→「見ている」の感覚に変わります。

 

社内で研修の講師を頼まれたという方は、先に会場入りして、受講生が入ってくるの待ち構えて、

「こんにちは。◯◯さん、ようこそお越しいただきました」

というお出迎えしてあげるとよいでしょう。

受講生に「見られる」のではなく、先に「見に行く」ことを行うことで、人前に立った時の緊張はなくなるはずです。

 

 

<本日の結び>

 

「見られる」よりも「見に行く」

 

詳細は下記動画にてご確認ください爆笑

 

※今回の詳しい内容はYouTube

「みのちゃんねる♥」

↓↓↓動画は下記をクリック↓↓↓

100人の前で緊張がビタっと止まった「あがり症改善」メソッド

 

 

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株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役:桐生 稔

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