みなさん、おはようございます!
あがり症のあなたに!
「声の震え」を改善する~
モチベーション&コミュニケーションスクール桐生です(^▽^)/
今日は、こんな質問をいただきました。
Q.上司に報告する時に「何がいいたいのかがわからない」「20文字以内でしゃべってくれ」と言われます。結論から話そうと意識してはいるのですが、それができなくて非常に困っております。どうすればいいでしょうか?
「20文字以内でしゃべってくれ」
なかなかの無茶振りをする上司ですよね
ぜひ結論からスパっと言えるようになって頂きたいと思います
ちなみに、20文字って、どれくらいだと思います?
例えば、
「私の好きなお寿司のネタはアナゴです。なぜかというと、甘いタレが好きだからです」
と言ったとしましょう。
これで38文字です。
20文字ということは、これもよりもっと短く話さなくてはいけません。
20文字でいえるのは、せいぜい、さっきの例でいえば、
「私の好きなお寿司のネタはアナゴです」
くらいです。
つまり、結論です。
普段から、上司に報告するときでも、人前で話をするときでも、スッと結論から言えるようになると素敵ですよ
結論が出てこない時って、往々にして、緊張している場面が多いです。
また何かプレッシャーがかかっているとき。
こういう場面でもパフォーマンスを発揮できる人を思い出してみてください。
例えば、アスリート。
大勢の観客がいる中で、緊迫した状況で結果を出さなくてはなりません。
それを想定して、アスリートは、本番に向けて繰り返し、反復して練習をしています。
反復するというのは、能力開発の中でも最も強力な作用をもたらします。
みなさんは、あの長嶋茂雄さんの天覧試合でのホームランをご存知でしょうか?
後楽園球場(現在の東京ドーム)に、当時の天皇陛下(=昭和天皇)が試合を見に来ているという試合です。
9回2アウト満塁、一打出れば大逆転というとてもプレッシャーのかかる場面で、なんと長嶋さんは逆転ホームランを打ったのです。
一説によれば、長嶋さんは、毎回ホームランを打てると思って打席に立っていたそうです。
毎打席ホームランというのを反復しているから、ああいうプレッシャーのかかる場面でホームランを打てたというわけですね。
みなさんもご存知、将棋の羽生善治さん。
羽生さんは、前半でかなり劣勢に立たされることが多いんです。
ところが、後半で必ず大逆転します(だから面白い)。
羽生さんは、仮に前半部分でピンチになったとしても、後半で盛り返すということを反復しているから、それが習慣となり、前半劣勢でも、後半落ち着いて勝てるというわけです。
きょうのご質問に戻りますが、おそらく上司への報告の場面って、相当プレッシャーがかかっている場面ではないかと思います。
上司から怒られるかもしれない…、裁かれるかもしれない…
これを解決するには、やはり結論から話すということを日常生活から反復して実践しておくことが一番の近道です。
日常生活から反復していく良い方法があります。
それは、日常生活で、
「そこから言えることは?」
を多用すること。
日常生活の事象を、ただボケーッと見るだけではなく、いちいち「そこから言えることは?」
と結論付けるクセをつけるということです。
例えば、天気の話。
おとといも雨でした、昨日の雨でした、今日も雨です。
そこから言えることは、
きっと明日も雨でしょう…
という感じです。
結論に何を入れるかの精度は、さして問題ではありません。
ご自身の中で結論づけてまとめるクセをつけることが大切です。
こうしたやり方をサマリーメソッドといいます。
サマリーとはまとめのことです。
今日、Yahooニュースで、「会社の飲み会も拘束時間に含む会社が現れた」というニュースをみた。
そこから言えることは、
「働き方改革が本格的に始まっているかもしれない」と言うことです。
みたいな感じです。
いわゆる名スピーカー、名講演家といわれる人は、必ず、
「そこから言えることは...」
というサマリーメソッドを多用しています。
過去、わたしは会社をクビになりました。離婚もしました。家族も失いました。しかし気づきました。
そこから言えることは、
身近な人が一番大切ということです。
それ以来私は周りの人を心から大切に想うようになり...
みたいな展開です。
上司への報告や何か言わなきゃ…とプレッシャーのかかる場面が多いと思います。
そんなときでも、結論からスッと言えたら素敵ですよね。
そのために、日常生活のあらゆる事象をつかって、
「そこから言えることは?」
と、まとめてみる訓練をして頂きたいと思います。
ぜひ是非、歯磨きをする、呼吸するかのごとく、無意識レベルでできるようになるまで、繰り返し練習してみてください
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