みなさん、こんばんは!
あがり症のあなたに!
「声の震え」を改善する~
モチベーション&コミュニケーションスクール桐生です(^▽^)/
今日は、こんな質問をいただきました。
Q.前回の動画やブログを拝見しまして、人前で話すときに出てくる汗の対処法については、よくわかりました。
私は、人前だけじゃなく、普段からよく手に汗をかいてしまうのですが、普段の対処方法はありますでしょうか?
今回も引き続き汗に関するご相談ですね。
多く質問が寄せられるテーマに「多汗症」があります。
多汗症については、予防と治療、二つの側面からアプローチしていきます。
前回は、治療の観点(=汗が大量に出てしまったらどうする?)からのお話でした。
今回は予防の観点からお話させていただきます。
最初にお伝えしたいのは、
◎汗をかくということは、適切な体温調整である
ということです。
体温があがれば、その熱を気化させようとして、体外に熱を逃がそうとします。
それが汗の役割です。
蒸気機関車に石炭を入れて、内燃機関が熱くなったら、煙突から煙を出して外に熱を逃がそうとします。
それと一緒で、カラダも体内が熱くなれば、熱を体外に放出して、常に体内の温度を一定に保とうとします。
初対面の人と合うときや、人前で話すときに緊張される方は、交感神経が優位になり、体内の温度があがりやすくなります。
そうすると、体外に熱を放出しはじめます。
緊張が増すと、本来は放出しなくてもよい熱、栄養分(脂肪、タンパク質等)まで外に出そうとします。
これがあの緊張したときに出るベトッとした嫌な汗です。
脇から出たり、額から吹き出したり、背筋にビッショりかく、アポクリン腺から出てくる濃度の濃い汗です。
これは適切に汗をかいている状態とは言えません。
そこで、今回お伝えしたいのは、事前の予防策です。
緊張するときにでる、ベトっとした汗。
前述通り、本来は出さなくても良い熱、栄養分まで外に出しています。
これは緊張が原因で、汗をかく機能にエラーが起きている証拠です。
ですから、エラーが起きないように、
普段の生活から適切な汗のかき方をマスターしておきましょう
ということです。
普段から、適度に汗をかいて汗腺を整えることが、「よい汗」をかく秘訣です。
そこで、普段から適切に汗をかく方法として、本日は3つご紹介いたします
【その1:クーラーの温度を2度あげる】
夏になると、冷房がガンガンに利いた部屋で過ごすことがありませんか?こういう環境下でずっと過ごしていると、自律神経が乱れ、適切に汗をかく機能が低下します。
本来、カラダの中にエネルギーが溜まると、それを発散しよう、気化しようという作用が働きます。
ところが、冷房でガンガン冷えた部屋にいると、カラダが「寒いところにいるぞ」と認識して、汗をかきにくくなってしまうのです。
もちろん、クーラーをつけずに過ごしなさいと言っているわけではありません。熱中症になってしまったら、元も子もありません。
ですので、具体策としては、冷房の温度を2度くらい上げてみるとか、1時間くらい冷えた部屋にいたら、ちょっと外に出てみるといったことが必要になります。
【その2:お風呂に毎日10分つかる】
最近は、シャワーで済ませるという方も多いのではないかと思いますが、できれば毎日10分〜15分位お風呂につかりましょう。
普段、オフィスにいると汗をかくことって少ないですよね。
なので、毎日お風呂につかることで、適切に汗を出していくということを、習慣づけると適切に汗がかけるようになります。
たまにサウナに入って汗を流すというのも良い効果があります。
【その3:30分歩いてみる】
歩くことは素晴らしい運動になります。
運動すると必ず体温が上がり、それを適性な分だけ気化しようとカラダが機能します。
運動と聞くと「えー?」「苦手です…」「毎日の運動なんて億劫です」という人もいるかもしれません。
しかし、1日30分歩くだけで適切に汗をかくことができるようになってきたという方も多数いらっしゃいます。
1日30分歩くというのは1駅分です。
ぜひ、会社の手前の駅で降りて一駅歩いでみる。
または一駅先の駅まで歩いてそこから電車にのる。
みたいなことを実施して、運動を取り入れてみてはいかがでしょうか?
動いたら、その分だけ適切に熱を逃がす。
そのことをカラダに浸透させていくことが大切です。
今回お話した
- クーラーの温度を2度あげる
- 毎日10分お風呂につかる
- 30分歩いてみる
ということを普段の生活の中に取り入れてみ、必要な分だけ必要なときに汗をかく習慣をぜひ身につけてみてくださいね
※今回の詳しい内容はYouTube
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