みなさん、おはようございます!
あがり症のあなたに!
「声の震え」を改善する~
モチベーション&コミュニケーションスクール桐生です(^▽^)/
今日は、こんな質問をいただきました。
Q.普段からしゃべるときに、言葉がつかえてうまく出てこないことがあります。どうすればいいのでしょうか。
これもよくいただく質問のひとつですね。
言葉が上手く出てこないときの最大の天敵は、焦りです。
早く言わきゃ…となると焦ってしまうと言葉が出てこなくなります。
まず、話を聞く側(聞き手)の方に気をつけていただきたいことがあります。
それは言葉が上手く出てこない人をみたら、決して焦らせてはいけないということです。
「早く話して」と急かすようなそぶりや、イライラしている感じを見せると、話し手は、余計に焦ってしゃべれなくなってしまいます。
これは誰だってそうなのです。私だって焦れば言葉が出なくなります。
例えば、
「はい、今から面白いことをしゃべって!3、2、1…はい、どうぞ!」
って、いきなり言われたら、「えーっ!?ちょっと待ってよ(汗)。。。」と、焦ってしゃべれなくなってしまいます。
程度の差があるだけで、誰でもそうなのです。
だから、安心してくださいね。
では、焦って言葉が上手く出てこない人は、どうすればよいか。
結論から言うと、いつもで、どこでも、ゆっくりしゃべるようにしておくということ。
もっと言えば、ゆっくり話せるリズムを体に刻んでおくということです。
今回ご紹介するのは、普段から焦らずに話せるようになるためのトレーニング方法です。
それは、「歩きながらしゃべる練習をする」です。
焦りは、人間の脈と密接な関係があります。
ゆっくり歩いているときは、ゆっくりなしゃべりになります。
逆に、早く歩いているときは、早口になります。
例えば、100メートルを全力を走ったあとに、ゆっくりしゃべれるでしょうか。
おそらくハアハア言って、難しいのではないでしょうか。
テレビで、陸上の100メートル走の選手が、走り終わった後にインタビューを受けている映像を思い出してみましょう。
ほとんどの選手が、ハアハア言いながら質問に答えているはずです。
これは脈を打つ回数が早いので、それに伴ってハアハア早口になってしまうのです。
逆に言うと、ゆっくり歩いているときは、脈もゆっくりとなり、それに伴ってしゃべるスピードもゆっくりになります。
つまり、ゆっくりしゃべろうとするならば、ゆっくり歩きながらしゃべる練習をすれば、おのずと話すスピードもゆっくりになるということになります。
とはいえ、外で歩きながらしゃべる練習をすると、人や何かの物にぶつかって、それはそれで大変なことになってしまいます。
ですので外ではなく、自宅の中で、ゆっくり歩きながら話す練習をしてみるとよいでしょう。
スピーチや結婚式の挨拶があるときに、ただ原稿を音読するのではなく、歩きながらしゃべる練習をしてみてください。
何か会社で発表があるなら、その話す内容を家の中でゆっくり歩きながら話してみてください。
これは、ゆっくり歩くリズムを身体の中になじませて体得するホメオスタシス(=恒常性)をうまく活用したものです。
遅いリズムには遅いリズムに馴染もうとします。これが常に恒を保とうとするホメオスタシスの所以です。
ちなみに、あの昭和の大宰相、故・田中角栄元首相は、幼いころから吃音に悩まされていました。
田中角栄元首相といえば演説の名手で、未だに政治演説で彼に勝てる政治家はいないと言われているくらいです。
その田中角栄元首相は、浪曲を聴いて、浪曲のリズムを身体になじませて、吃音を改善していきました。
こうした同じリズムに同調する恒常性をうまく活用して、ゆっくり歩きながらしゃべるという練習を繰り返し、無意識レベルでゆっくり話せる訓練を積んでおくと、言葉がつかえてうまく出てこないということが改善されていくことでしょう。
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