広告ってなんじゃらほいブログ

都市をミニチュアの様に写し出す写真家、本城直季。
最近お気に入りの人です。

元来僕は写真に疎く、NICONやライカをぶら下げている人は
いけすかないなぁなんて斜に構えたりしているイヤな奴だ。

どうもビジュアルデザインを齧っていた人間には、
写真という文脈は受け入れにくい。
なんかこう、自分の技量やセンスというよりは
カメラ本体の精度が重要で、作品も人のふんどしで
作ったもののような気がしてしまう。

そんな僕に衝撃が走ったのは、ほんの一年ぐらい前だろうか。
先輩に作品を紹介されて出会った「本城直季 」さんの写真。
本当の都市をまるでミニチュアの様に写し出すのがこの人の作風。
レゴブロックやジオラマが大好きなのもあって、見事にハマった。
写真はカメラの質だけではなく、撮影した本人の意識が
紛れもなく介在している。そんなことを今になって
恥ずかしながらも教わった。

いつか一緒に仕事をさせて頂きたい人の一人です。