旅の最後の朝も、やっぱり6時過ぎに目が覚めた。窓の外は雨。プラハでは、降ったり止んだりだったけれど、結局いつも雨が降っていた。



アパートメントタイプの部屋。散らかし放題



窓の外は雨


飛行機のフライトは12時45分。時間もあったのでゆっくり荷物をまとめ、準備した。もうここまでくると、12時間のフライトへの気の重さもあり、「帰りたくない」という気持ちはだいぶ薄れてくる。帰ったらクリーニングに行って、一週間分の出来事をチェックして、などと翌日から始まる会社生活のことも頭をよぎり始める。


時間に余裕はあったが、早めにチェックアウトをし、地下鉄を乗り継ぎ、空港行きのミニバス乗り場へ向かった。プラハのルズィニェ空港は想像以上にきれいで、夜に到着したベルリンの空港より明らかに開放的に思えた。空港内で朝食を取り、木島はポストカードを送ったり、私はお土産を物色したりと時間をつぶした。


帰りの飛行機もアムステルダムを経由し、長いフライトを終え、帰宅の途に着いた。方向は違えども、二人とも成田空港からはシャトルバスを利用した。シャトルバスのチケットを買い、そこで、木島と別れた。


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一週間の夏休み、とても楽しかったです。木島と旅ができて、本当によかったです。どうもありがとう。またいつか、一緒に旅しましょうね。



プラハの最後の宿の前で


【完】