文房具好きの皆さん、こんにちは!Q太郎です。
今日は、ペリカンの鉄ペンを3種ご紹介します。(壊れたときのスペアとして買ったモノが引き出しの奥から発掘されました)
伊東屋に足繁く通う暇があったときに買ったものなので、今は手に入らない廃盤品もございます。ご了承ください。
1.Grand Prix (グランプリ)
保証書を見ると2006年製のようです。当時¥1,500ぐらいだったと思いますが、それでもちゃんと保証書を付けてくれてたなんて…伊東屋さん、ちゃんとしてるなー。
これは、伊東屋でしか取り扱っていなかったモデルで、ネットで検索しても、写真や記事があまり出てきません。
ペン先は選択できず、Mのみです。他の2種と同じく、線幅はやや太めで、インクがドバドバ出ます。少し太めのラバーコーティング軸で、持ち方ガイドもないので、おいらには一番使いやすかったです。国産にはない、ビビッドな色合いも気に入っていました。
2.Pelikano Jr (ペリカーノジュニア)
言わずと知れた、廉価万年筆のド定番。スペアで残っていたのは青色ボディでした。
ペン先は、左利き用のLです。
とても滑らかな書き味なのですが、クリップがないのでポケットに挿せず、机の上でも転がってしまうのが難点。あと、キャップが割れやすいというのもありました。ですが、それらを差し引いても有り余るパフォーマンス。
左利き用もあり、おいらのような少数派にも優しいモデルです。
3.Pelikano (ペリカノ)
Pelikano(ペリカノ)
ジュニアより少し高い年齢層をターゲットにした商品。
こちらも、ペン先は選択できずMのみ。
ステンレスのキャップで、天冠にはペリカンマークも(ヒナ一羽)。
クリップもあるので、胸元にも挿せるんですが、クリップ部はプラ製なので、おいら、すぐに折っちゃいました(ToT)
こちらは、右利き用しかありませんが、書き方ガイドが小さめなので、左利きのおいらでも扱い易かったです。
いやー、しかしもう15年も前になるんですね。
いまではプラチナプレピーなど、激安で超書き味の良いモデルが発売されていますが、当時は¥1,500そこそこでこんなに書き味の良い万年筆があるのかと驚いたものです。それに、3種ともデザインが秀逸。
Grand Prixは輸入が終了し、PelikanoはPelikano Up に進化しましたが、Pelikano Jrは、まだ販売されているようですね。
万年筆ユーザーの裾野を広げてくれるとともに、大人の遊び心もくすぐる良品。安いので、いろんな色を買い揃えたくなっちゃいます。
ちなみに、おいら金ペンより鉄ペンの方が好きだったりします。