文房具ファンの皆さま、こんにちは!Q太郎です。


今日は、ペンクリニックについてのお話です。

 

 

1.ペンクリニックってどんなとこ?

皆さんは、ペンクリニック(以下、”ペンクリ”と略します)に参加したことがありますか?

文具好きの方のプログ等を拝見して、おいらがペンクリに対して抱いているイメージはといいますと…

  • 1回に2-3本まで無料で調子を診てくれる
  • 重症でなければ、その場で修理・調整してくれる
  • 調整中、ペンドクターが取り扱いの注意など、ありがたい話をしてくれる
  • 各種イベントを同時開催していることが多く、待ち時間も楽しく過ごせる(→結果、ついつい余計なモノまで買ってしまう)

と、なにやら楽しげじゃありませんか。余計な出費は開催側の思うツボ?いやいや、普段は会社帰りに閉店時間を気にしながらリフィルを買いに寄る程度です。たまには売場をゆっくりと眺め、多少のお金を使ったっていいじゃないかと思っちゃいます。

 

2.万年筆の不調発生

“なにやら楽しげ〜”と想像の域を超えないのは、なにを隠そう、おいら文具好きを標榜していながら、一度もペンクリに行ったことがないからなんです。
というのも、おいらの万年筆、幸い、今まで大きなトラブルに見舞われたことがありません。それ故、ペンクリにもご縁がなかった訳です。
ところが、ここに来て、なぜか申し合わせたように複数の万年筆が同時に不調を訴えています。
おいらも、いよいよペンクリにお世話になるときかなぁと思った次第です。

 

3.コロナの影響で軒並み中止に

さっそく、おいらの地域ではいつ頃開催されるのか、web検索してみました。ところが、告知ページに飛ぶと、軒並み ”開催中止” となっています。コロナの影響は、こっち方面にも及んでいるんですね。どこを見ても、少なくとも年内の開催は見合わせている模様。

チクショー(;o;) コロナ憎し!

 

4.早期再開のお願い

収束の見通しがつかない中、開催側が慎重になるのはわかります。
ただ、イベント開催の制限は緊急事態宣言が解除された5月以降、段階的に緩和されてきてますし、報道によると、9/19(土)からは、さらに規制が緩和される見込みです。
いま、万年筆ブームにあるといいますが、ペンクリは、これを下支えする、重要な活動だと思います。ブームで多くの方が万年筆を手に取れば、それだけ、書き味や取り扱いに悩む人も増えるはずです。これに応えてやるクリニックが軒並み中止となれば、ユーザーの心は万年筆から離れて行ってしまうでしょう。書き味の悪くなった万年筆は、次第に使われなくなり、引き出しの中に死蔵されることになります。
業界関係者の方へ。ブームを一過性の現象で終わらせないためにも、ぜひこの規制緩和を機会に、ペンクリニック再開の検討をお願いします!