文房具ファンの皆さん、こんにちは!Q太郎です。在宅勤務を良いことに、せっせとブログネタを書いてます。

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仕様決め

さて、4回にわたってお送りしているシルバー製定規製作日記ですが、今回は、仕様を決定していきたいと思います。
 

まず材料について。フォーナイン(999.9)、ブリタニア(958)、スターリング(925)あたりが ”総銀” という感じですね。品位の高い方がなんか高級感があって良いのですが、銀は意外と柔らかく、すぐに曲がってしまうそうなので、割金の多いスターリングあたりにした方が良さそうです。

長さは、David Hayward に倣って6インチ。これは決まりです。後は幅と厚さです。おいら、これを入れたいペンケースがありまして、いま使用している2cm幅の定規が収まりが良いです。なので、幅は2cmに。あとは厚さ。既製品は1-1.3mmだったのですが、Qは折れ曲がらないようにちょっとだけ厚くし、1.5mmにすることに。

デザインもDavid Hayward の真似をして、片側にcm、もう片側にインチを刻印したいと思います。ほんで、裏側にはネームを刻印っと。

頭の中で、大体のイメージが完成しました。あとは、業者さんにイメージが伝わるような仕様書づくりです。

 

仕様書づくり

業者さんに仕様を伝える際、言葉で表現するよりも、原寸大の図面を付けるのが一番だと思うのですが…おいら、素人なのでイラストレーターのようなデザインソフトがありません。導入する経済的余裕もないので、なんとかWord か Excel で凌ぎたいところです。

 

ですが、自作しようとすると、めちゃくちゃ大変なんですよね。おいら、2時間ほどPCと格闘した後、目盛りの自作はムリと諦めました。あとは、いわゆる ”拾い” です。奇特な先達が既に定規のデータをweb上にUPしてないか…探したところ、ちゃんと、著作権フリーでExcel化したデータがあるじゃないですか。

 

ただ、縮尺が合っていません。一番簡単なのは、6インチ分コピーして、サイズを指定してWordに貼り付ければたぶんイケると思い、やってみました。画面上で確認すると、それらしいですが、果たして印刷したらどうなるのか?ドキドキしながらプリンタで印刷し、サイズを測ると、なんとピッタリです。ありがとう、先達の同志よ!

 

あとは、もう方側のインチ目盛りです。こちら、いくら探してもweb上に落っこちていません。なにやら、計量法の関係で、日本ではインチ定規を作ってはいけないそうです。なので、データも転がっていません。

チクショー(;o;)


でも、日常や事務作業でインチを使うことは少ないですよね。というか、おいらがインチに遭遇するのは、ジーパンのサイズぐらいなものです。計量法やJISが徹底されている日本では、インチは使わないようになってるんですねー。

インチ刻みが入っていると “シャレオツ感” 倍増なのですが、Q、法律に従い、両側ともcm目盛りにすることとしました。
そういえば、DIY関係のブログで、ネジにはミリネジとインチネジがあって、日本ではインチネジはなかなか手に入らないといった記事を見たことがありました。

少し勉強になったおいらでした。

さて、完成した仕様書はこちら⬇️

 

次は、この仕様で作ってくれる業者探しです。これについては、また次号で!