Spica Pharmacy
鈴木ミエコです。
薬局に定期的にくる患者さんの中で
私の中で勝手に
『佐々木のじいさん』
って呼んでる患者さんがいます。
話し方や髪型、雰囲気が
ちびまる子ちゃんに出てくるキャラの
佐々木のじいさんに似ているんです。
その人はとっても穏やか。
口調がゆっくりで
しかもお話し好き。
現在は息子さんと2人暮らしとのことですが
息子さんは仕事で帰りが遅いらしく
普段は話し相手がいないらしい。
だからなのか
余計、薬局にくると
嬉しそうにたくさんお話しをしていかれます。
私自身
患者さんとお話しをするのは大好きなので
時間さえあればいくらでも
話を聞いたり、質問したりしたい。
そう、時間さえあれば！！
だけど残念ながら、
薬局内が混雑してくると
のんびり1人の患者さんとお話しを続けることは
難しいのが現状。
必要なことを確認したら
話を切り上げなければいけないのです。
特にこのコロナ禍では
今まで以上に患者さんを
薬局内で待たせるわけにはいきません。
なので、普段
お話し好きな患者さんがいらした時は
下手に質問して話が長くならないように
なるべく話題を展開させないように
ちょっと警戒しながら
お薬を渡しています
佐々木のじいさんの場合もそう。
話がどうしても長くなりがちなので
心の中で混んでるからごめんねーと謝りつつ
会話のペースをこちらでコントロールして
お薬をお渡しするパターンになってしまいます。
だけど
今日はタイミングよく
待っている患者さんが誰もいない状態で
来局された、佐々木のじいさん。
今日なら少しゆっくり話を聞けるかもと思って
佐々木のじいさんのペースに合わせて
最近の体調などを伺いました。
そしたら、佐々木のじいさん
「私はね
母親からもらったこの自分の体に
感謝しながら生きているんですよ。
おかげでお腹もね
大きな病気一つせずに
美味しいものが食べれているしね。
ほんと、ありがたいですよねぇ。」
って。
な〜んか、
毎日をゆっくり丁寧に生きている人の
言葉だなぁって
しみじみしちゃいました。
そういえば、私なんて
日々の生活をこなすのに精一杯で
普段自分の体にさえ
あまり意識を向けれてないかも。
アリガタイ
＝有難い
＝そうあるのが難しい
当たり前だと思ってたこと
でも実はそれって
全然当たり前じゃない
そうだったーーーー
忙しいとどうしても
忘れがちになってしまいます-_-b
それでなくても
すぐ目の前のことに必死になって
突っ走りやすい私。
だからこそ、ここ最近は
なるべく
自分の感覚や気持ちに意識を持ってきて
自分の心地よいペースで過ごしたい
と思っているのですが
そんな私にとって
佐々木のじいさんの言葉は
自分を振り返るよいきっかけになりました。
今の自分に必要なメッセージをもらえた感じ。
そうだそうだ
自分のカラダにも感謝大事だね
佐々木のじいさん
ありがとう(≧∀≦)
今日、ゆっくりお話しを聞けてよかったなぁ。
なんだかんだで
体のケアとかあまりできてないので
今日は
ゆっくり足のマッサージでもして
自分の体を労おうと思います(^^)