新世界の神。我こそが神である。

この世の中の人間を滅亡させ、新たなる世界をリセットし作り治す。そうして、もう一度人類を救い、新たな生命を創り出し、やがてそれは世界となる。ジェネシスの再開。そうして、我は人を弄ぶ。
人間には共存させ、発展させ、子孫を繁栄させ、そして戦争させ、絶滅する様をもう一度この目で見届けてやる。このクソみたいな世界が、終焉を迎えるその時まで、我は見守り続ける。血塗れ、肉の塊、穢れた大地。それこそが人の宿命であり、永劫であると。人々は思い知るだろう。その先に何もなく、無の世界が広がり続けている。その無の世界を愉悦するのは我だ。我こそが神になる。ただひたすらくだらない命を弄び、愉悦に浸る。そうして完成するのが完全世界だ。この輪廻は周り続ける。無の輪廻が回り続けて、人は死に続ける。何度も、何度も、何度も。青い空が暮れ、橙色に変わり果てやがて黒く染まりゆく空、その時が来るまで、何度も。日は進み死んでゆく。その瞬間も、見届ける。それこそが罪である人の業であり、神である我の性なのだ。