青空にTシャツ、片手にビール時々鉛筆

青空にTシャツ、片手にビール時々鉛筆

少し暇な時間が出来たので、何の脈略もない部屋になりそうですが、童心に返って絵日記風に始めてみます

宇治茶「伊藤久右衛門」を出て次の目的地

「建仁寺」に向かいました

 

安 井 金 比 羅 宮

ブロ友に教えて頂き

前回も「建仁寺」に行く前に立ち寄った

悪縁切・良縁成就で有名な

「安井金比羅宮」へお礼参り寄りました

3月末以来の再訪問

ここで頂いた「心機一転」のお守りを

文字通り大切にお守りとして

いつも持ち歩いていますウインク

 

安井金比羅宮から西へ5分いったところ

 

 青 も み じ 3京都最古の禅寺 
建 仁 寺

 

日本に禅をもたらし、茶を広めた

「栄西禅師」が京に

最古の禅寺「建仁寺」を開山したのは

800年以上前のことです

 

建仁寺といえば

俵屋宗達作の最高傑作と言われる

国宝の風神雷神図屏風所蔵でも有名ですね

花見小路通と安井通が交わったところの

北門から広い境内に入ります

 

切妻屋根のそそり立つ本坊から拝観

 

3か月前、桜の季節に訪れましたが

季節は移ろい桜が青もみじに

前回600円だった拝観料が

800円に値上がりしていました💦

※物価高騰による維持管理費の増大が

主な要因だそうです(納得)ウインク

 

 

入って真っ先にご対面できるのが

風神雷神図屏風

本物は京都国立博物館に寄託されていて

建仁寺には高精細デジタル複製が展示されいます

人物が映り込んだりしなければ

複製なので撮影は自由に行えます

本物の方が色味が薄いと

本で読んだことがあります

本物は400年前の作品

それは当然だろうなとも思いました💦

 

といっても、本物と複製品を

見分ける自信は全くないですが(笑)

本物はもちろん見たいものです

 

来年万博に合わせて開催される

京都国立博物館「日本、美のるつぼ」で

「風神雷神」が出展されるそうなので

めちゃくちゃ楽しみです

『風 神 雷 神』
金 澤 翔 子 書

こちらは本物だと思います

金 澤 翔 子

ダウン症の書道家として

小さい頃から泣きながらも頑張っておられた

金澤翔子さんのドキュメンタリーは

何度か拝見いたしました

この書が国宝「風神雷神図」と並んで展示され

大きな反響を呼びました

 

潮 音 庭

「潮音庭(ちょうおんてい)」

潮音庭という美しい中庭が今回の目的

回廊に囲まれた潮音庭は

どこから見ても美しく観れるよう

まわりにもみじを配した

枯淡な四方正面の禅庭となっています

緑の苔と相まって

青もみじの美しさも増したようでした

これは季節が移ろい秋の紅葉にも来なければもみじ

 

大 雄 苑

「大雄苑(だいおうえん)」

白砂・岩・苔からなる枯山水庭園

中央奥の小さな塔は織田信長供養塔

 

大 哉 心 乎

大いなる哉 心や)栄西禅師

栄西禅師が説いた「大いなる哉 心や

(おおいなるかな しんや)

~人の心は本来自由で大らかである~

 

「方丈」の間から800年の時空を超え

栄西禅師の教えが息づく

大雄苑の枯山水庭園を静かに眺めながら

自らの心を穏やかに

見つめ直すのもいいものです

 

ここにいるだけで

こころ静かに自らと向き合える

 

 

 

雲 龍 図

桃山時代に海北友松の筆により描かれた

方丈襖絵「雲龍図」

今にも飛び出してきそうな迫力

 

同じく海北友松の「花鳥図襖」の孔雀

これもキャノン株式会社に協力による

高精細デジタル複製画となっています

 

ほかにもたくさんの襖絵があり満喫できます

 

法堂(はっとう)天井画「双龍図」

1765年上棟、一重・裳階付の禅宗様仏殿建築

法堂(はっとう)

 

堂内は上棟仏殿兼用の「拈華堂(ねんげどう)」

正面須弥壇の中央にはご本尊釈迦如来坐像

左右に脇侍 釈葉尊者・阿難尊者が祀られています

 

その天井には平成14年(2002)

創建800年を記念して

小泉淳作画伯の筆によって双龍が描かれました

2年という歳月をかけて描かれた大作です

海北友松による雲龍図の龍より

どこか愛嬌があるような気もしますが

何しろ畳百畳以上の大きさに圧倒されます

 

前回来た時にも感じましたが

貴重な美術品も多く芸術的にも満喫できます

 

潮音庭・大雄苑の素敵な庭を楽しむもよし

俵屋宗達・海北友松の絵を鑑賞するのもよし

 

そしてまだ体験していませんが

次回は写経に挑戦しようと思っています

般若心経を奇麗な字で写しとりたい

その時はアップしますので見てくださいウインク

 

 

 ここにいるだけで 

 こころ静かに自らと向き合える 

 

 

建仁寺静かに自らと向き合える場所です

 

 

京都散策の後、梅雨入り宣言となりました

梅雨明けが待たれます💦

 

でも雨の日にも楽しみがあります

 

ギターやピアノを消音せず弾けること

雨音を聞きながら読書をすること

梅雨と同じく湿りがちの打線のタイガース

雨天中止で負けないで済むこと(笑)

 

 

 

ご訪問頂きありがとうございました