鬱と診断されて1年半が経った現在、鬱の症状は無くなり日々普通に送れるありがたさを感じています。
さて、私が受けて来た鬱の治療を振り返ってみます。
※あくまでも私が主治医と共に選んだ治療です。
心療内科では、主治医の診察の他に心理士によるカウンセリングを受けました。1年3ヶ月、合計25回受けました。
カウンセリングは、自分の辛さをただ吐き出す場ではありません。自分自身と向き合う場であると私は感じました。キツく感じる事もあるので、鬱の症状が強く出ている場合は受けられないと思います。この辺の加減は主治医がタイミングを見てくれると思います。
私が受けて来たカウンセリングは、自分自身の捉え方やストレスを溜めない考え方&日々の過ごし方、コーピング等を学びました。トラウマがありましたのでEMDR治療も受けました。
カウンセリングが有効になるには、心理士との相性が大切だと思います。もちろん、自分自身も心理士の言う事を受け止める土壌と自分で治すのだ、という覚悟は必要です。
私の鬱は原因が分かっていて、それにより大きなストレスを受け続けてしまったこと。
そして、元々、緊張しやすかったり、頑張りすぎている事に気付きにくい鈍感さがあったのも発症の要因でした。
なので、カウンセリングが功を奏したと思います。
鬱の原因を調べてみると、本当に色々あるようですね。鬱のような症状が出る病気もあるので、私もどこが原因なのか色々と調べました。
結果、長年ストレスを受け続けた事による身体の緊張で脳へ酸素が届いていなかった為脳のエネルギー不足だった事が分かりました。
ならば、とカウンセリングと共にとにかく脳を休ませました。そして身体の緊張をとる為に鍼灸を受け、栄養ある食事を摂り、甘いものは控えて、景色をみながら歩く…身体からもたくさんアプローチしました。(必死ではなくあくまでもゆるりと)
鬱は気合いでは治りません。むしろ気合いを入れる事を止める。出来ない自分を責めるのではなく、休む事を選べた自分を褒める!
とにかく休む!長い人生の中の1年半と思えば大した事はなく、むしろ必要だった事だと思えてきます。
心療内科に何度か通った時、主治医から「鬱になったのはこれまでの生き方の結果です」と言われた事がありました。
その時はガーン😨と頭を打たれましたね笑
でも、なるほどー、鬱って自分自身でそこに持ってたのかー!って気付きました。だったら、生き方変える!捉え方変える!って思ったんですよね。それと薬だけでは絶対に治らないと思った瞬間でもありました。
よし!自分を知り改め、リニューアルするぞ!って決めました。絶対治すって決めました。寛解って言葉もあるけど、そうじゃない!完治だ!って。
で、今に至ります。
ここまで、ずっと見守ってくれた母と夫、愛猫のにゃーすけには本当に感謝しています。
そして鬱になった事で出会えた主治医と心理士の先生、鍼灸の先生にも心より感謝致します。