鬱と診断されて早1年。ここまで来るのは長かったような短かったような…
振り返ってみると、1番辛かった時の記憶が曖昧です。とにかく焦燥感や不安感が酷く、情報をあちこちから得ようと必死でした。
そのような行動をしている時は全く前向きでは無かったので、なかなか思うように進まず自己嫌悪に陥ることも…
とにかく身体と心を休ませる!と決意してからは、何もしない自分を許しひたすら寝ていました。夫がどう思うかなんて考えなくていいや!今だけなんだ!と、自己中に考えて自分の為だけに生きていたように思います。
それが許される環境であった事、本当に感謝していますもちろん、夫にも伝えています!
さて、鬱改善に何が1番効果的だったかなー。
栄養療法、朝の散歩、YouTubeでのヨガ、瞑想、認知行動療法、カウンセリング、鍼灸治療、漢方薬…
色々やって来ました。時間とお金をかけ、自分自身とこんなに向き合った日々は今まで無かったと思います。
どれもこれも同時進行で行ったので、1番は決められませんね
……
何も出来ないことを情け無いと思う自分、仕事をしていないことを許せない自分、美容やおしゃれに関心が無くなってしまったことが悲しい自分…
自分を責め、認められず、もう生きていられない…なんて考えが生まれる事もありました。
なんでこんなに思い詰めているんだ?とふと思ったときに、無理をしていたから心も身体も生きる為にエンジンを切ってしまったのだと気づきました。
そうか、今辛いのは生き抜く為に心と身体が痛みや辛さで教えてくれているのだな、と。
こんな自分認めたく無い!私はこうじゃない!と叫ぶ事は辞めて、私はどんな時も私なのだ、とありのままを俯瞰してみるようにしました。
自分を良い悪いで判断するのではなく、どんな自分もありのまま見るのです。
家事が出来ないのね、寝ていたいのね、なんだか悲しいのね、もう無理って思うのね、と。
どんな気持ちもジャッジせず、〇〇なのね、と俯瞰する事で、辛い気持ちが楽になりました。これを繰り返すうちに『楽になる選択』をしていいのだ、と思えるようになりました。
これが、私には1番効果的だったように思います。
『自分が楽になる選択』を日々の中で繰り返して行くうちに、少しずつ鬱が改善されて行きました。今もどんな小さな事でも自分にとって楽になる事や安心出来る事を選ぶようにしています。
今日は、朝の散歩のついでにスーパーで涼み、持って歩ける分だけちょこっと買い物をしました。
こんな事でもなんだか自分に優しく出来たように思えるのです
頭痛がしたら薬に頼る、眠かったら眠る、眠れなかったら本でも読んで楽しむ等…これも楽になる選択ですよね。
自分が選んだ事を心から納得すると前向きな気持ちが生まれてくる事を知りました。