こんにちは！
朗読セラピー＆レッスン『声の彩葉（いろは）』主宰の
大島みのり（美乃里☆）です。
今日は「言の葉贈り物」です📖
暑い暑い夏の日射しを感じながら、
こんな言葉たちをひとつ、
口にしてみてはいかがでしょうか？
工藤直子さんの詩です。
「うみとなみ」。
うみとなみ
うみのうえには なみがある
なみのしたには うみがいる
うみと なみは いつもいっしょ
うみは なみ
なみは うみ
ちいさな なみがうまれても
うみは よしよし
おおきな なみがうまれても
うみは よしよし
なみが ないても よしよし
なみが おこっても よしよし
なみが わらえば とてもよしよし
うみは なみ
なみは うみ
うみのうえには いつも なみがある
なみのしたには いつも うみがいる
いつも うみとなみ
どんな波の音が聴こえましたか？
どんな風景が見えましたか？
どんな思い出がよみがえりましたか？
どんな声が聴こえてきましたか？
書いてある文字を
声に出す。
声に出して読む。
ただそれだけでも良いのです。
つぶやくように小さな声で読んでみたり、
ゆっくりとゆっくりと読んでみたり、
好きな所で
思いきり間（ま）をあけてみるのも
楽しい♪
その空間に
その隙間に
思いがけない感情が湧きあがってくることがあるから。
こう読もう
と、
考えることはまずはしなくて
良いのです。
ただ言葉を口にしてみることが、
書いてある文字を自分の好きな音で、好きなテンポで読んでみることが、
そしてそれを変化させてみることが
意外に
心に作用してくることを知ってもらえたら
嬉しいです♡
自分が何を好きか
自分が何を好きではないか
ちゃんと教えてくれる胸の奥のセンサーは
磨けば磨くほど
よ～く働いてくれます(笑)
どっちへ行けばいいのか
なにを手放した方がいいのか
教えてくれます。
胸の奥にあるこの羅針盤を磨く
強力な研磨剤が
感じること
心を動かすこと
五感を思いきりフル稼働させてあげること。
海の水は冷たいもの？
波はいつもザザンザザンと打ち寄せるもの？
そうかな？
ほんとにそうかな？
自分の中だけにある感覚に
いつも耳をすましてあげていることって、
心に優しいことです♡
限りなく自分に優しいってことです
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