〈虎に翼〉感謝も尊敬もする、でも許さない | sgtのブログ

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歌うことが好きです。コロナ禍で一度はしぼみかけた合唱への熱が''22年〜むしろ強まっています。クラシック音楽を遅まきながら学び始める一方、嵐の曲はいまも大好きです。


(『虎に翼』第69話の内容に触れています。
ご注意ください)










「先生に感謝はしますが、許さない」



穂高先生への寅子のブチギレに
朝から ついった で賛否両論…いや
明らかに否定的な意見が多いなか、



私は(あくまで個人的な感想として)
寅子の言葉がぶっ刺さりまくりでした。



《「感謝も尊敬もするけど許さない」
これ、私が自分の親に対して
ずっと抱いている感情に非常に近くて…》



穂高先生は寅子にとって
法律の世界における父親のような存在で、
そんな相手に、この最後の晴れの席で
空気をぶち壊すことすらいとわずに
まっすぐにぶつかっていく寅子。



(屋上で叫んで頭を抱えたのも
やっちまった…という後悔ではなく
怒りでキャパオーバーになったのかなと
私は思っています)



道男のときもそうだったけど
寅子が突き進むときの脳内って
周囲の事情<<<自分の思い なので
勝手極まりなくときに迷惑なんだけど
裏を返せば嘘がなくある意味清々しい、、、



穂高先生はもちろんのこと
上司たちの面目まで潰してしまってでも
自分の怒りに正直になる寅子を
私は非難する気にとてもなれず
ただただ眩しく感じていました。