昨日…いえもう一昨日か
52歳にして人生初の、
オペラのコーラスに参加しました。
キャスト陣はもちろん、
オーケストラもダンスもすんばらしくて、
こんなステージに自分が関われたことが
信じられないくらいでした。
終演後、合唱指導の先生は
Bravi！とみんなを称えてくださいました。
コーラス全体としては
合格点をいただけたのかもしれません。
でも個人的には
あるまじき大きなミスをして、
くやしさの残る日になってしまいました。
コロナの嵐が直撃した合唱の世界、
昨年は一度も舞台に立つことができず、
今年はやっと2回きり。
そんな希少な貴重な機会だったのに
なんでミスするかな自分！チクショー！
昨日は一日じゅう傷がうずきまくりでした。
けれども、これまた個人的なことですが
1年前のちょうど今頃、
突発性難聴を発症したときのことを
ふと思い出しました。
朝、目が覚めたら
左耳が水で塞がったような感じがして、
うわ何これ⁉︎と焦って飛び起き、
唾を飲み込んだり頭を振ったり綿棒で拭いてみたりしましたが
何も変わらないまま。
あのとき
もう歌えないのかもしれない、と思ったら
とてつもなく悲しくなりました。
（幸運にもよいお医者さんと薬に恵まれて
2ヶ月ほどで聴力は元に戻りました。
その後もときどき不安定になりますが
そのつど通院して平穏を保てています）
ミスした！チクショー！なんて
1年前の絶望感と比べたら
まったくもって幸せなこと。
もちろん、ミスしなかったら
もっと幸せだったかもしれないけど。
ともかくいま歌えていること。
チクショー！とくやしがれること。
くやしさが次のモチベになること。
それがあれば自分はじゅうぶん幸せで、
だから済んだことを引きずって地団駄踏んでる場合じゃないのです。
ミスした自分が現在地なので、
またそこから再スタートです。
19時からオンラインゼミだった二女と
ベスアの録画鑑賞なう…
私はリアタイでも観ましたが、
櫻井さんの『カイト』最高でした。