今回はこちら｡
[進撃の巨人]です｡
物語が始まる１００年前､人類は巨大な力を持ち圧倒的な大きさを誇る巨人に駆逐され､住家を追われました｡その結果人類の祖先はウォール・マリアと呼ばれる巨人にも乗り越えられない壁を造り､その中に街を造る事で平和に暮らしていました｡主人公エレン・イェーガーが憧れる､壁の外へと巨人を退治しに行く調査兵団がもう税金の無駄だと言われるくらい､人類が巨人の恐怖を忘れ､平和にほうけていたある日爆音が響き､何事かと空を見上げれば､５０ｍはあるかと思われる巨人が壁の外から頭を覗かせていたのです…！
進撃の巨人が人気な所は､絶望的な力を誇る巨人に､普通の大きさである人間がどう対抗するかという点です｡
立体機動装置という武器を造り出し､機動力で対抗するという術を人類は得ました
まさに現代のアクションマンガ｡
が！それでもやはり圧倒的な力を持つ巨人には対抗出来ません｡
そんな時に主人公であるエレンは…！
原作を読んでる人は､２～３巻辺りの展開で一度離れた人が多いです｡
「こういうのが読みたかったんじゃない」という意見が多々あります｡
しかし､それは作者のちゃんと計算され尽くした上での展開だったのです｡
スピード感がありますし､すぐ読めるので１０巻まで読んで下さい｡１０巻まで読んだ上で「あー…なるほど…でも……」と離れるのなら仕方ありません｡
僕は１０巻のラストまで読んですごく衝撃を受けました｡
これから回収されていく伏線が楽しみで溜まりません｡
第一話のタイトルである[二千年後の君へ]は誰から誰へ宛てたメッセージなのでしょうか？
巨人の正体､目的は何なのか？
そして僕の一番の楽しみは､変娘であるサシャの奇行が面白くて面白くて仕方ないです｡
ぜひ読んでみて下さい｡
