一人目の時とは違った体調

妊娠発覚とほぼ同時につわりが始まった今回。

むすこを妊娠していた当時のことはあまりよく覚えていませんが、

前回よりもしんどい感じのつわりでした。

内容としては食欲不振、吐き気、毎日食べられるものが変わる、食材を見たくない…。

前回も食欲不振や吐き気はあったのですが、夕食を夫と二人で作っていた覚えがあって

夫に聞いても「もっと普通に過ごせてたよ」と言われたので、

今回は結構重たい方なのかなと感じていました。

年齢的なこともあるのでしょうか、体力低下も著しく、何もする気になれませんでした。

もう、毎日生きるので精一杯!という状態で、

仕事とむすこの送り迎えだけはなんとかやっていましたが、常に満身創痍の状態。

毎日のように夫に「なんでこんなに辛いの」「代わってくれ」と嘆いていました。

夫は文句ひとつ言わず、「俺にはこれくらいしかできないから」と

仕事をしながら家事全般、むすこのお世話をしてくれていました。

「神…神がここにいる」と感謝をしながらも、日々を生きるので精一杯でした。

 

妊娠のことは迷った末、初期の後半にむすこにも伝えました。

まだお腹も大きくなっていなかったのでよく分かっていなかったと思いますが、

むすこなりにつわりで屍になっている母親を気遣ってくれました…。

お世話も含めて、ほとんどかまってあげられない申し訳なさを感じていました。

むすこのときと違ったのはつわりの重さだけでなくて、

「お腹の子のためにも頑張ろう」という気持ちが全くわかなかったことでした。

出産、育児のことを調べたり、考えたりすることも嫌でできませんでした。

唯一母性が働いたのは、4週間に1回の妊婦検診でエコーをしているときだけ。

その時だけは、「あぁ、ちゃんと生きてる。守らなきゃ」という気持ちになれました。

 

その後、安定期を迎えてつわりは徐々に収まりましたが、完全にすっきりとは終わらず。

元々食べることが好きで、むしろそれが唯一の楽しみだったくらいだからしんどかったです。

お寿司やお酒も好きで、「妊娠したらどちらも控えなきゃだから辛いな―」とぼんやり思っていましたが、

つわりが終わって現在に至るまで、食べたい気持ちも飲みたい気持ちもあまり戻っていません。

妊娠すると味覚が変わるといいますが、もしかしたらそういうのもあるのかな?

ただ、パンとか甘いものに対する気持ちは変わらずで、むしろ執着が強くなっています。

 

とにかく辛くて長かった妊娠初期とつわり。

次回は安定期のことを振り返りたいと思います。