運の着地点を決める！

本当に運を使うところは人知の及ばないところ。

【運の着地点を決める！】

　皆さんは、とっても善い人で良い人です。人に親切にして感謝して、しかも勤勉。ですからたくさんの運を溜め続けていることでしょう。でも、大きな夢が叶わない。

　溜めた運は、お金の使い方と同じで、ココゾで使わなきゃですよ。

　私は、運の使い方ってあると思っています。溜めた運をどこで使うかを決めています。自分が決めた使い方以外では、別に普通で良いと思っています。福引にも興味もありません。バーゲンで何かを買えてラッキーとも思いません。むしろ、バーゲン品は売れ残りだと思っているので欲しませんし、運気を下げると思っています。

　皆さんは、溜めた運を、あっちで使い、こっちで使い、何てラッキーなのと喜びます。放出し過ぎです。自力でやれることに運は要りません。別に細かいことで運が良くなくても良いじゃないですか。いざというときに、運の在庫が少なくて本当に欲しい願いが叶わないのは、やたらめったら運の放出をしているからです。数字が並んで喜ぶのも良いですが、嬉しいのはそのときだけ。はっきり言って人生には関係ないですもの。

　私が、善い子で良い子にして溜め続けた運は、全部成功に使いたいと思っています。私が望む成功のモデルは先生です。年間に何冊も本を出し、書店に平積みされまくる。

　求む！書店で平積みの常連です。年間に7万冊も新刊が出る中で、それができる人は、トップクラスの作家の中の更に数人です。とにかく、80冊も出している井上裕之という人の本が平積みされているとなりに自分の本が平積みされる。これが私の大きな夢。目標です。そこに運を使う！

　皆さん、溜めた運は、こういうことで使いたいと自分の意識に言い聞かせた方がいいですよ。そうしなきゃ、潜在意識が運を小刻みに使う方向で動きます。

　常にイイ人！がっつり運を溜めて、こう在りたいでバシッと使う。これが運の使い方です。

　私は多くの人に言われるのです。「純子さん、先生と知り合って6年ですか。たったの6年で、ものすごいところまでのぼりましたね」と。自分ではまったく感覚がありません。ただ、目の前にあることを全力でやってきただけです。

　ただし、どんなに時間が掛かろうが、溜めた運の着地点だけは常にハッキリと決めています。自力でやれることに運は要らない。本当に運を使う場所は、出版のように運で動くところのみだと私は決めていたからです。

山下純子

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9月9日（木）