”やりたいこと”を仕事に結びつける | 山下純子Times.

山下純子Times.

潜在意識を使って、さらに・・・

【”やりたいこと”を仕事に結びつける】

 

 この言葉は、先生のご著書「プロフェッショナルの絶対「目標達成法」」の189ページにでてきます。

 

 やりたいことを仕事に結びつける。好きなことを仕事にしたいより、具体性が余程にあると思えませんか。

 

 実際、筆者のクライアントから好きなことで生きていきたいと言葉が出ても、その通りになっている人は数えるほどです。なぜなら、人は好きなことが変わるからです。好きなことを仕事にできたとしても、仕事にすると、こんなはずではなかったと嫌いになる人もいます。

 

 好きなことを仕事にしたい。その好きなこととは何ですか?と筆者が訊いても、返ってくる答えは「それを見つけて、そうできればいいと思っています」が殆どです。

 

 好きなことで十分なお金を得て仕事になっている人は、好きで始めて、そのスキルを人が求めるようになり、やがて仕事になった人です。好きを見つけて仕事にしたいのとは順番が逆なのです。

 

 やりたいことを仕事に結びつけていくとは、すでに行っていることを今やっている仕事に組み込んでいくような形がベストです。もしくは、精神的なパワーを仕事に活かすこと。

 

 筆者のクライアントで、手芸や書道など様々なワークショップに参加するのが大好きな人がいます。彼女は車のディーラーです。自分の車の販売店のイベントとして各種講師をお招きしてイベントでお客さんに楽しんでもらっているそうです。水引やサンキャッチャーなどのワークショップもクライアントをお店に呼んで開催して、顧客は喜び自分も満足だそうです。とてもいい案だと思いました。

 

 筆者は本さえ読んでいれば生きていけると思えるほどの読書好きですが、いつか自分が読んだ本の紹介を仕事に活かせないかと思っていました。お世話になっている会社で、今は「親子de読書」動画として、YouTubeで様々な本を紹介しています。絵本を紹介しますと再生回数がどんどん増えていきます。やりたいことを仕事にできて私も嬉しく思っています。

 

 やりたいことを仕事に結びつけていくと、最初は何となくでも、様々な角度から結び付けていくことによってどんどん拡大していき、それこそ好きなことを仕事にできるようになります。

 

 あなたにとって。仕事に結びつけたいほどの「やりたいこと」はどのようなことですか。

 

筆者:山下純子