【「自分が知っていることをすべて話して、聞いている人の役に立とう。自分の話したことの1つでも喜んでくれれば、今日プレゼンする意味がある」
ココロの中でそんなことをつぶやくと、不思議と緊張がなくなっていきます。それは、上から押さえつけていた緊張が、スルッとどこかへ移動して、いつの間にか消えてしまったということ。】
2021年6月7日 先生のご投稿より
https://www.facebook.com/Dr.inoue/posts/4492643547437054
プレゼンだけではないですよね。PTAや町内の会合で何かを語らなければならないとき、会社で1分間スピーチなどをするとき、すべてに当てはまります。
なにかひとつでも聴いてくれた人が喜んでくださったり、人生に役立ててくださったら。
先生が仰るように、そのような心でいるといいと私も思います。
緊張には3種類あります。
①人前に立つ緊張
②自分にできるだろうかと思う緊張
③準備不足の緊張
③は緻密に計画を立てて準備をすれば問題ありません。準備不足の緊張は緊張ではありません。緊張という言葉を借りた「不安」です。不安を取り払うには準備しかありません。準備さえすれば後は当日を待つのみです。
②これは、できるからこそ、その経験を潜在意識が引き寄せています。自分には可能だと思って経験に向かいましょう。
③小堺一機さんが「ものすごく緊張して震えます」と、師匠の萩本欽一さんに言ったそうです。「僕は、緊張しない人間は嫌い」とひと言返ってきたそうですよ。緊張するから全力で向かえます。
先生も演壇では緊張なさっておられます。私は、先生の、ピリピリと鋭く緊張しておられる演壇での最初の15分間ほどが物凄く好きです。そのお姿が誰よりも素敵でカッコイイ。
私にとって先生は講演の神様ですが、緊張なさっておられるからあのように素晴らしいご講演をなさるのだと私は思っています。
私自身、自己啓発の仕事をするようになってから講演やセミナーを100本以上は行っていますが、人前に立つことに慣れたと感じたら引退だと思っています。「場数は踏めど慣れは厳禁」これを私は心に持ち続けています。
先生ありがとうございます。
筆者:山下純子