こんにちは

 

今回は観察力についてお話致します

 

私が指導者に一番必要だと思うことは「観察力」だと考えます

 

スポーツの世界は、一瞬の判断や動きで勝敗をわけます

 

その一瞬を見逃すことなく、ジャッジできるかが指導者としてとても必要だということです

 

私は2年前まで、陸上競技を指導していました

 

走る・跳ぶ・投げると種目が豊富な陸上競技で、また長距離以外は一瞬で競技が終わってしまい

 

その一瞬に懸ける気持ちをどうにか報われるように選手と指導者が二人三脚で毎日練習をおこなう必要があります

 

一瞬で終わってしまう競技に対して、日頃からどのような動きをしているか

指導者がしっかりと観察することで結果も左右します

 

結果次第で人生も変わってしまう選手もいます

 

変えるなら良い方向へ変わってほしい、そんな思いで指導してきました

 

試合の時は緊張したり気持ちが入り過ぎたりと、いつもと違う選手の様子を見ることが多々あります

 

そこで、いつもと同じ動きに修正できるのが指導者です

(もちろん、いつも観察していることが条件です)

 

【走り幅跳びで例えてみましょう】

 

私は常に助走のタイムを計ります

スタートしてから踏切版に足が乗るまでのタイムを計測します

0.1秒前後の誤差程度であれば問題はないと判断しますが

それ以上に誤差がある場合は、何か生徒に変化があるなと判断し

声を掛けたり、動きを修正します

またちょっとしたことですが、踏み切るときの身体の角度や跳び出す角度なども修正します

 

その修正により、走り幅跳びは10~30㎝は記録が変わってきます

その結果次第で上の大会に進めるかも決まり、その後の人生も変わることもあるのです

 

観察は競技の技術面だけではありません

精神面なども含め、日常の顔の表情や行動も見ます

 

運動指導者になるぐらいであれば、このぐらいのことはみなさんやっていると思います

 

僕の趣味は人間ウォッチングです!(変な人間だと思わないでください・・・)

 

いろいろな行動タイプを見つけて、コミュニケーション能力アップにも繋がるようにしています

 

世の中には楽しいことが山ほどあります

ぜひ、いろいろ「観察」して新しいものを発見してみてください‼‼