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4歳(幼稚園年中組)の娘と3人家族です。

我が家を突然襲った
母である私のAYA世代乳がんの
記録と日々想うこと…
時々子育てのことも…

乳がんママのひとりごと。

同病の方
子育て中の方
もちろんどなたでも
交流していただけたらとても嬉しいです!



先日、久々の主治医の診察の前日のこと。

「何か〇〇先生に娘ちゃんから聞いておいて欲しいことはある?」
と尋ねました。

これから診察のタイミングで娘にも聞くようにしようかなと考えています。

告知から手術前のタイミングでも、
癌という病名以外はほぼ伝えてあり、
状況は理解している様子です。
ただ、当時はまだ3歳。

現在は4歳になり、今後も理解の範囲や疑問や、
彼女の中での葛藤?もどんどん変わってくるのだと思うのです。

娘からの返答は、
「おっぱいをどうやって、なくしたのか」
↑娘にとっては胸の膨らみがなくなったというより、
乳首がなくなっていることが疑問のようで、
何度か口にしている疑問点なのです。

手術のメスで切るとかそういうことは、
ちょっと怖いのかなと思い、私からは明言は避けて、
寝ている間に、わるい病気のもとと一緒にさよならしたので、わからないんだ。とだけ伝えてありますが、

やっぱり!
娘にとってはそこを知りたいんだ。

「何で先生に聞いてほしいと思ったの?」
と聞くと、

「わからないからニコニコ
と答えました。


でも、何だか手術の詳細をそのまま伝えるのは、
ちょっとどうなんだろうと私は思ったりして。
…なんでだろ。

そんなときに図書館で借りることになった
ジョージ♡←娘が2歳から愛するおさるのジョージ。

ジョージ、あなたは私たちの大切な相棒です。
こんなことまで力になってくれるんだね♡
と思わず感動しました。

2冊のうち、こちらのエピソードを、
娘が中身を確認して選んだのです。

帰ってきて、読み聞かせでページをめくると、
そこには…




お母さんも、これやったよ。
そうそう…!こんなだった。
という検査や手術の場面が描かれています。





百聞は一見にしかず。

ジョージのホッとする世界観で描かれた入院生活の
お話。
母の体験してきたことを、そのお話の世界から
ほんの少し伝えることができました。

娘も、
え?!{emoji:char3/005.png.おねがい}
お母さん、ジョージとおんなじことしたの?
みたいなワクワクした表情で聞いていました。


これから先も、
治ったよ♡とは言いきりにくいところがある
厄介さんな病気なので、
診察のタイミングで、娘なりの不安や疑問を
お医者さんに聞くという名目で
さぐってみようかな?と思っています。

病院に行くのはお母さんだけれど、
自分も家族の一員としてそこにちゃんと参加していていいんだよ、ということがその年齢その年齢で伝わるといいな、と思っています。

あともう一つ、
図書館で飾られていたこの本が目に飛び込んできました。

「おっぱいのひみつ」


この最後のページに、
おかあさんによんでもらうページ
というところがありました。
赤ちゃんの時にお母さんのおちちをのんでいた
とかかれているけれども、
いろんな理由で、赤ちゃんにおちちをあげることのできないおかあさんもいる。
おもうように出なかったり、
病気にかかっていて、薬をのんでいたからかもしれない。
人間はひとりひとりちがうから、
ちっともおかしくはない。
お母さんはがんばってあなたを育てた…と。
だから、お母さんのおちちをのんでいなくても、残念に思うことはないよ。
というようなメッセージが書かれています。

これ、すごくいいメッセージだなぁって思って…。
母にも子にも配慮だなぁ…と図書館の片隅で
立ち読みして感動していました。
思わず借りてきてしまった。

この本を必要とする方に届きますように…♡



みんなちがってみんないい

大好きな言葉です。
心も身体もいろんな個性がある。
そんなことを間近で感じさせてあげられるのは、
病気を得た母親の特権でもあるのかな。
今日はちょっとプラスな気持ちでおしまいです!






乳がん関係の本の紹介です