少し前の出来事で時間軸がずれています。。

きっと大丈夫。

いよいよ迎えた手術の前日の入院。
幼稚園もあった娘、夫、私の母、病院の前で
行ってきます。
車の中で、病院が見えてくると、

ヒヨコ「ここ、びょういん?」

そう、ここだよ。

ヒヨコ「がんばってね。」「おにもつ、もった…?」

…ありがとう。ばっちりだよ。

入り口で、
お母さんたちはこっち、娘ちゃんは、あっちだよ。
私は、よろしくね!!とタッチした。
がんばってくるね、ではきっと泣いてしまう。

タクシーに私の母と乗ってもらい幼稚園へ。
ちょこんと座って、少しだけ窓から顔が見える。
まだやっぱり小さいよなぁ……
遠くなっても、娘が手を振っていてくれました。
どちらが見送られてるかわからなかったけれど、
大きく手を振りかえして見送りました。

泣かないで、行ってきます!が
できたのは家族みんながんばったなと
思っています。



意外と落ち着いているのはどうしてだろう…

夕方主治医の先生からの話を再び来てくれた夫と
聞いて、ようやくパジャマに着替えました。
…少し入院患者っぽくなった?


何もすることがないベッドの上で、
今回の全てのことを告げた、
ずっと子育てを一緒にしてきた仲間から
LINEのメッセージが届く。
彼女たちは、この激動の入院までの日々を、
そして私の葛藤を…
たくさん受けとめてくれた。

何かできることがあったら言ってね!
この社交辞令で終わりそうな言葉、
彼女たちの中では決してそうではないのです…

色々なことを一緒に考えてくれて、
ある意味、勝手に。手を差し伸べてくれたのです。

そんな仲間たちと、いつもと変わらない
やりとりを繰り広げて、
私は何をし入院しているのかと、疑うくらい日常と変わらない世界が広がっていて。

手術が終わってしまったら、さすがに
悲しすぎて何回転もした感情が、
今少し薄れてきた分、
一気にまた悲しみが押し寄せてくるのか。

それともこうして周りのあたたかい存在に
助けられて、癒されて、
ちゃんと前向きになれたからなのかな?


夜、5分で寝たよ。
と夫から娘の報告があった。
えー!すごい!


この状況でもウトウトしてきて、
細切れだったけれど、眠れてしまった自分に驚いて、
朝3時台の起床でした。

いよいよこの日が来るんだね…

でもきっと大丈夫。


これを1つクリアすることができたら、
これから多くのことはたいてい乗り越えられるのではないかなと思うのです。




書いていると、なんてつよい人なんだ。
きっと、これが他の誰かが書いたものだったら、
私はそう思うと思います。

でも、元々私はお豆腐メンタルです。
石橋は叩きすぎてこわしちゃう。
こんな出来事が起こるのって、
きっとつよくて、受けとめることができる人に
やってくるのかも、という風に思っていたんですよね。

でも、決してそんなことはなくて、
やってきてしまったら、
受けとめるしかなかった…
受けとめていくしか方法はないようです。


この日まで支えてくれた方みんなに、
ありがとう。