2020秋 乳がんの告知と、残念ながら全摘出ということが
我が家に起こった…出来事を書いています。
保育終了後の預かり保育も、追加された検査が午後の予約なので、使わせてもらっています。
ある日迎えに行くと、廊下まで女の子たちの歌声が
聴こえてきた。
ひーりんぐーっど、あーいで、いやしーたーいー
(プリキュアの曲)
その中に娘のうた声も混じっているような気がしながらお部屋の前へ。
やっぱり。
おやつの前の発表会だったようです。
満足気な表情で、自分の場所に戻って座る娘。
目が合うと、手を振ってすぐに部屋を出てきてくれた。
これからおやつだった?
うん。
食べてから帰る?
お母さんここで待ってるから先生に言っておいで。
お茶を配る先生のところへ、
「おやつたべてからかえるー!」
先生がお母さんもどうぞ…
と言って下さったけど、
ここで、大丈夫です、待ってます。
預かりの先生方も事情は知って下さっています。
とても優しいおばあちゃん先生です。
中に入ったら私は泣いてしまいそう。
ひっそりお部屋の前で涙をぬぐいました。
ちゃんと幼稚園生してるじゃない。
お姉さんたちに混ざって歌を発表するのに
前に出ていけるんだ。
お友だちと先生とニコニコおしゃべりしながら
おやつを食べて。
母の知らないところで、世界はもう広がっているんだね。
食べ終わった人からコップをしまうため、廊下に出てくる。
クラスが同じお友だちから、
「あ!〇〇ちゃんのおかあさん!」
と声がかかる。
「〇〇ちゃーーん!!ママ来てるー!!」
と大声で呼んでくれる日もあった。
お友だちの中にも娘という存在がちゃんと
認められている証拠だよね、と思うと、
3歳児相手に、娘のことをよろしくお願いします。
と言いたくなりました。
見にきてー!
ぶどう!!
なかなか面白い
自由な発想が
できるようになってきたね。
今日は寒い1日。
娘は珍しく幼稚園から帰りお昼寝中。
明日は、いよいよ病状の詳しい話を聞きに行きます。
12月3日。
去年はクリスマスのディズニーに行った日。
そして何年前になるか、、
夫と付き合うことになった日。
このときもディズニーに行っていたのです。
同じ日だ!と偶然を少し喜んだ。
12月3日。
今年はどんな日になるのだろう。
努めて前向きに!
平凡過ぎると思っていた、ありきたりだった毎日のしあわせを
守りたいな、と思っています。