2020秋 乳がん(ステージ1)という告知と、残念ながら
全摘出ということが我が家に起こった…出来事を書いています。


告知から1週間と少し経った休日。
この日も娘と2人で過ごしていた。
お昼にパスタを茹でていたら、
珍しく、父から着信。


「元気か?」

まぁまぁよ。
仕事も行ってるしね。

「…がんばれよ。
なんでもしてやっからな。」

堪えたけど、涙がこぼれる。

うん。ありがとう。

「クヨクヨしてると、
娘ちゃんがかわいそうだからな
わかった?」

そうだね。わかった。
がんばるよ。


電話越しに父も涙声だったのが
わかった。 
初めて聞いた。


私の父は、
どうしょうもないくらいのシャイな人です。
恥ずかしいから、
父親らしい言葉をかけるとか
家族で写真を撮るとか、
幸せそうなことをはぐらかすところがあるのです。

3人のきょうだいの父としては
貫禄欠けるな〜
とか思ったりもしたけれど。
(仕事がとにかく忙しくて、家にいなかったから、
無理もないか。)


でも、今日は紛れもなく、父だった。




何でもしてくれるって。

ずっと止めることができなかった、
タバコ。
止めてもらおうかな。
娘ちゃんに1つ習い事させてあげたいからさ。
頑張って仕事してきても全部病院代になっちゃうのよ…。
積み立てておいてね!

退院したら言ってやる!
と思っているちゃっかりした私です。






娘はもうすぐ4歳になりますが、
ピアノがやりたいそうです。
ぴあ、と言うのですが…!
本当は気になっていた個人レッスンの見学させてもらおうと思っていた時期ですが、見送りです。
いつ始められるかな…