2020秋突然の乳がん(ステージ1)の告知と、残念ながら
全摘出ということが我が家に起こった…出来事を書いています。


悲しくなる気分を何とか持ち上げて、
土日は3歳の娘と2人きりで何とか乗り切りました。
まだ告知から2.3日しか経っていないのに2人を置いていく夫も本当は辛かったのかな?
辛くなかったら、お仕置きですね。

何を見てもしてても、つい病気のことがよぎるし、
繋げて考えるようになってしまって、
堪えながらも娘の前でも涙目。
確かに泣いているのは見せたことがなかったかも。
いつもキリキリ怒ってばかりいたからね…
本当に後悔。

その様子にジーッと目の奥の奥まで、届きそうな目でみてきます。
最初は誤魔化していたけど、ちょっと厳しいな。

2日目は気分も滅入って、お昼寝に持ち込みたかったけど、失敗。
下に行こうかね、と言いながら本を片付けたりしていたら、急に娘は小さい時のカーディガンを見つけて着ていたみたいで…

「おとうさん、おかあさん、
おおきくしてくれて ありがとう!」

と言い出したのです!


ん??
あー、あの絵本の中のセリフかぁ…!


でも、この状況で言われたら、
それはもう大号泣です。

そんなことが言えるようになったなんて、嬉しくて泣いちゃうよー。
抱っこすると、
母の反応にびっくりしていて、おちゃらけます。


話すなら今かな。

お母さん、娘ちゃんに大事な話がある。
お母さんのおっぱいに悪いものがあったって言われちゃった。検査してるよって言ってたでしょう。
お薬だけでは治らないから今度病院におとまりして治して下さいってお医者さんが言ってたんだ。

えーー!?!

「うちは?」
最近自分のことを、あたし、とか、うち、とか呼ぶようになってます。

うちには3歳の女の子もいるので、一緒にお泊まりしていいですかって聞いたらね、
元気な子どもはおうちにいてくださいって。


えー??!
おちゃらけて誤魔化してたかな。


だからお母さんは1人でお泊まりしてくる。
頑張ってくるからね!
その間はお父さんやおばあちゃんたちがいてくれるから、おうちで頑張ってくれる?

ちょっと頷いてたかな。


1人でお泊まりする間は、
娘ちゃんに会えないから寂しいなぁえーんと思って、
それで最近お母さん元気なかったよ。
心配してくれてるんだよね?ごめんね。
ありがとね。

そういうと娘も泣いていました。


その後はケロッとして
時々何でわるいのできちゃったの?
とか口にしたりしていたので、少し早かったけれど、
今伝えて良かったかな。
漠然とした変だな?何が起こってるの?
わからないけど私のせい?
よりもこの方がよいのかも。

私も娘の前で泣いたらいけない、
と気が張っているのが少しとけて、
少しスッキリと向き合えるようになりました!


でも、
次の日の朝、
先に起きて化粧をしていたら、
ドドド…。ものすごい速さの足音で階段を降りてきた。ちょっと慌てた顔をしながらね…

たぶん病院に行っちゃったかと思ったのかもしれないですね。

娘もたたかいがはじまっているようです!
がんばってほしい。
乗り越えられる子だから、ここにいてくれる…はず。