2020年夏のおわり、以前から気になっていた症状を検査してもらっていました。
個人病院から大きな総合病院に紹介状をもらうことになり、色々調べたところ…
乳がんステージ1
ただ、広がりが広いとのことで、全摘出とのこと。
左も少し怪しいので場合によっては両方とも。
全てをこれからの検査を見てトータルで考えて進めていくとのこと。
Drの淡々とした話のおかげで、
あっけなくさっぱりと告知を聞く。
はい、、、、はい。わかりました。
としか言えない。
質問とかも出てこない。
その後看護師さんから、今後の術前検査や、他の転移がないかを今月中に調べる詳細の話を受けました。
全部話を聞き終わって、
涙が出る。
「ちょっと…こんなつもりで来てなくて…!」
(初対面に泣いてしまって)すみません。と泣き笑い。
でも同時に、
あ、これはこれから自分に降りかかることなんだ。
妙に冷静で納得している自分がいた。
看護師さんはフォローしてくれて、とにかく気をつけて帰って、ご主人と話してね。と送ってくれました。
涙をふいて、娘の幼稚園のお迎えへ。
預かり保育を利用させてもらっています。もうギリギリ。急いで会計をしてもらって、自転車で幼稚園へ。
夜ご飯はうどんと約束していたので、
帰りに小さなスーパーで3玉100円のうどんだけ買って、幼稚園到着。
幼稚園の灯りが、また日常を思い出させてくれる。
仕事後にそのまま病院に行って、何もなかったよ。
あー、良かった。
で帰ってくるはずだったのにな…。
昨日の残りの豚汁にうどんを入れて、今日の夜ご飯。
娘はモリモリ食べてくれた。
幼稚園で作ってきたネックレスをかけて見せてくれる。
大変なことが起こったけれど、ここには当たり前すぎる日常がある。
いつも通り。
〜今日感じたこと。〜
そのいつも通りの日常があること、
日常の中に身を置くことで、
自分を強くもさせるし、弱くもさせる。
がんばってくれ、自分!
今年、思いがけずに始めたブログが半年程でこんなエピソードになるとは思わなかったけれど、
私よりも早くこの試練と闘っている方のブログからもこのところ、情報をたくさん頂いています。
わからないことたくさんありすぎて、困っています。
そして、(これまでも、これからも。のつもり。)このひっそりと更新していた子育て中心のブログで出逢うことができ、読みにきてくださっていた方には、結構びっくりな話題になってしまいましたが、子ども中心な毎日で、先送りにしてしまいがちですが、少しでも変だな?と思った時に!
が大事だということを私も今、本当の意味で知りました。
自分の気持ちを奮い立たせる意味でも、アップダウン激しくなりそうなその時の気持ちや小さな子どもがいる中で急に始まる闘病がどんなことになるのか。
わずかながら発信力があるものをしているのならば、
残していこうかな。
今の気持ちです。
時々覗きに来てもらえたら励みになりそうです。
※この記事は少し遡りながら気持ちと状況を書き出しています。
「今日」という表現は実際の今日ではありません。