ジャックの『新年長診断テスト』を受けた話を以前書きました。
年中の秋、いわゆる「新年長」を迎える年中児を対象にジャック幼児教育研究所が開催する模擬テストです。(無料)
ここで、ミヤピーははじめて「お受験」の世界に触れました。
結果は記事に書いたとおりで、悪くなかったのですが、非常に驚いたことがありました。
絵画が満点だったのです。(行動観察の評価は・・お察しの通りひどいものでした
)
このときに描いた絵は失礼ながらそんなに・・というか全然上手ではありませんでした(とわたしには思えた)。
子供たちがテストをしている間、模試の内容について先生からご説明があり、加点のポイントについてお話されていたのですが、
点をもらえるポイントが私の考える絵画の良さの基準と異なっていてたいへん驚きました。
この時のテストの内容は短いお話を聞いてその様子を絵にするというものだったのですが、言われた内容をきちんと盛り込めるかという部分が重要だと言っていました。
イメージをふくらませる以前に、聞いたことをしっかりと2次元で表現できるか。
お話に出てきたものを忘れずに書けるか、バランスよく配置できるか、
そして、常識が有るかどうか。
ある動物がお話の中に出てきたのですが、足の数、耳の形などその動物の特徴をしっかり抑えられているかどうか。
私だったら構図によっては4本足の動物も2本にしか見えない場合もあると思ってしまうのですが、お受験の世界ではきちんと4本足があることを示すことが重要なのだそうです。
この基礎ができた上での表現力になるわけです。
この時は表現力を図る手段として色遣いがポイントになっていたようでした。
常識の範囲内で美しく配色できるか。
新年長の段階ではこれらのポイントを抑えたミヤピーの絵は一応満点でした。
なるほど、と思いました。
技巧を追求したり、子供らしさを演出する絵を書かせることを重視するよりは、与えられた条件をしっかり抑えた上で決められた大きさの画用紙にうまく配置していく能力をなどを追求することを重視することをおすすめします。
そのためにはよく出てくるモチーフをしっかり書けるように親子でよく「見る」ということが大切なのだと思います。
以下は書けるとよいと私が感じているものです。
・人(まずは自分の姿をいろいろなスタイルで描く練習をする。喜怒哀楽の練習をする)
・動物(犬・猫・うさぎ・クマ・キツネなどお話の記憶によく出てくる動物は描けるようにしておいたほうが良いです)
・鳥類(細かく書く必要はないと思いますが、鳥の身体の構造を見て描けるようになっておくと良い)
・植物(木・花・草・川・森など。これもお話のバックグラウンドとして描けるようにする)
これらのベーシックなものが描けるようになった上で配置を考えると絵がうまく見えるようになります。
なので、お話の記憶の中の文章を一部分使って、絵で表現させるような練習をしてみたりしました。
あとは、昔話の一部を絵で描いてみることもしていました。
絵の練習は5月ごろから自宅で行いました。
クレヨン
ぺんてるのクレヨン12色。
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試験で実際につかわれることが多いので慣れておくと良いです。
黒・うすだいだい(肌色)は消耗が激しいので、予備を買っておくと良いと思います。
100円ショップで2本100円位でバラ売りしていたりしますので、私はまとめ買いしていました。
画用紙
画用紙は100円ショップで安いものを購入していました。
描けば描くほどうまくなります。
色鉛筆
定番のクーピーをメインで使いましたが、たまにポンキーも使用しました。
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クーピーはペーパーの勉強でもよく使いますので、よく使う色の予備を購入しておくと良いと思います。我が家は黒・赤・青・緑は非常に消耗しました。
100円ショップで2本100円で購入できるところもありました。
私が使った教科書
小学校での指導につかわれるものらしいですが、人間がとても生き生きとした感じで描けるようになります。初めの方だけでもやる価値があると感じました。
個人的にはとても気に入っていました。
上記はいろいろとトライしてみた私が取り組んで感じたものです。
ご参考まで。



