2歳児のクラスは火曜日と木曜日の二日しか無いのですが


その2歳児クラスのお昼寝担当をして居て


今回はお昼寝のお手伝いが出来ないと判断をし


先週お母さんとお話をしました。


元からお母さんは無理そうだと思っていたのに


せっかくお金を払ってあるんだし


後何回か私達に試させてくださいとお願いして預かって居たので


お母さんは特にがっかりした訳でも無かったけど


お母さんが専業主婦でも


この子を預かってあげられたら


どれだけ助けられて居たか?と考えると残念です。


無理だと伝えた理由は


この子が保育園で昼寝をする事を学習する前に


家に帰るパターンを取得してしまいそうだったから。


お昼寝マットに横になり


そこから逃げ出そうとし


私に引き戻され


お母さんはどこ?と質問し


私が返事をし


また逃げ出そうとして


引き戻され


お鼻をほじって私にティッシュペーパーを取りに行かせて


その時絶対に逃げ出すからその子を連れて行かなくてはならず


戻って来ると絵本を見て


ブランケットや枕を放りだし


シーツを外して


もうお終いと言う。


前と全く同じ行動を取った後にお母さんと約束していた時間になってしまいお家に帰す。


と言うパターンに気付き


これはいかん!と思いました。


この子は


学校でお昼寝をする事を学ぶのでは無く


これを全てやったら家に帰れる!と間違ったインプットをしてしまいそうだったので


慌てて先生交代をしました。


その子と他の子の間に置いた衝立も無くして


マットの向きも変えて


パートナー先生が寝かす事にしました。


泣いても叫んでも


パートナー先生は頑張って横になる様にお手伝いしていました。


もう少しで寝そうだったと彼女は言ってましたが


もしも寝て居なかったら迎えに行くと言われていた時間になって居たので


お家に帰したのです。


この子には上の子が2人いて 


お昼寝の時間を遅くするとお迎えに行くのに影響が出るか


その子の昼寝時間が短くなるかなので


この微妙な時間設定が大事なんです。


お母さんから電話で色々と話をして


まだ2歳だし、本人が嫌がる事を無理にさせたく無いし


午後の保育は今はやめておくという話に成りました。


この子は脱走をする子で


クリブにテントを装着してその中で寝かせる事で


やっと落ち着くまでに数ヶ月の試行錯誤やプロの手助けがあった様で


お昼寝もテント内でしか寝なくて


それ以外の場所では絶対に昼寝はしないと


最初から分かっていたそうです。


そのテントを無くし、徐々に保育園でも寝られる様にすると言う準備は出来るか聞いてみたら


テントを外すなんてあり得無い!と言ってました。


テントにたどり着く前は


真夜中の2時頃に起き出して


クリブから抜け出し


お姉ちゃん達の部屋に忍び込んで睡眠妨害をしたとか


お父さんとお母さんが交互に見張って居たとか


部屋中どこに行くか分からないとか


お母さんがやっと寝られたのは2時間後だった夜もあったとか


今の生活のパターンはなるべく崩さない方が家族の為だな、と思いました。


と言う事で


今回の挑戦は簡単に終わりました。


親が居ないから眠れないとか、家じゃ無いから眠れない言う子供達の手伝いは


今まで何人もやって来たし


それぞれ大変だったけど、最終的には眠れる様になりました。


でも


家でもテント内以外では寝ない子と言うのは


難し過ぎました。


延長保育が使えなくても大丈夫な家族で良かったです。