先週の土曜日、2018年12月29日に

 

小学校時代のハリの友達のお別れ会に行ってきました。

 

このお別れ会の招待状は最近主流になっている電子インビテーションで送られてきました。

 

携帯電話にそのメールが届いた知らせを見た時

 

ハリの友達の名前と招待状と言う部分だけ見えたので

 

何かまた大きな集まりをするのかな?

 

しばらく会っていなかったのにこういうのがあるって事は20歳のお祝いとかかな?と勝手に想像し

 

家に帰ってからゆっくり見ようと

 

仕事場にいる間はみませんでした。

 

家に帰ってその招待状を見て

 

その友達の成長した姿が映っている写真をみて

 

「おーー良い青年になったなあ。」と思いながら

 

なんのお祝いかと思って読み進めてハッとしました。

 

これは誕生日のお祝いでは無く、先月自分の命を絶ってしまった彼とのお別れ会だと知ったからでした。

 

その内容を読んでショックで

 

すぐにはハリに伝えられませんでした。

 

その日はそのまま黙って居て

 

ただ友達の一人に連絡をしました。

 

その友達は元生徒のお母さんで

 

彼女は青年のメンタルヘルスなどに関係する仕事をしていて

 

以前ハリが自分の生きている価値がないだとか

 

もう生きていたくないとか言っていた頃に

 

ちょっと相談をしたことが合ったので

 

『この友達の事をどう話したら良いのか分からない、

 

このお別れ会にハリを連れて行った方が良いのかも分からない。』と質問したのでした。

 

彼女は正直な気持ちを話せば良いと思うよ、ハリが誰かと話したいって言ったら

 

私が話できるよ・・・と言ってくれました。

 

そして前にも書きましたが

 

次の日

 

仕事場で幼児教育のスペシャリストの先生がいるのですが

 

たまたま話す機会が合ったので彼女に話を聞いてもらい

 

その日の夜にハリに伝える事にしました。

 

ハリに伝えるだけ伝えて

 

そのままそのお別れ会に行くかどうかはすぐに決めずにいました。

 

最初は私は行きたくありませんでした。

 

同い年の息子が居る私が、どんな顔をして行けば良いのだろう?

 

きっとすごく悲しくなってしまう。

 

ハリを連れて行く事もなんか気がひける・・・

 

などなど

 

いろんな気持ちが溢れてきて

 

自分にはこのお別れ会がとても重いものに感じられたからでした。

 

でもしばらく時間が経ってから

 

やはりきちんと参加したい、と言う気持ちに変わり

 

ハリには質問では無く

 

「最後のお別れをしに行こう。」と誘う様に話しかけたら

 

ハリも同じ気持ちだった様で

 

普通に同意してくれたのでした。

 

そして当日

 

彼の家族が住んでいる場所まで車で向かいました。

 

そこはハリがまだその子と遊んでいる頃に

 

夏休みやクリスマスなどに遊びに行った場所で

 

ここからは約100キロ離れた所にあります。

 

車で高速を走って約1時間半かかりました。

 

この距離が、だんだんと遊びに行かなくなった理由の一つでもあるのですが

 

ハリとその子の共通点がだんだんと無くなっていって、特に会いたいと言われなかった事もあり

 

その子のお母さんと私が繋がっていれば良かっただけなのに

 

そちらの繋がりも億劫になって続けていなかった為

 

その場所に行くのが5〜6年ぶりでした。