もしも弟に子供が居なかったら
私はお金を貯めるために10年くらい日本に帰らなくても大丈夫だと思います。
（他の外国人に寄っては10年以上も母国に帰ってないなんて人は普通にいます。）
でも子供はどんどん成長してしまうので
会いに行かない訳には行かないのです。
（あとやっぱり、日本は良いよ。いつも帰りたいって思っちゃうくらい）
いつも会えない甥っ子や姪っ子の写真やビデオを送ってくれと
両親や弟に頼んでいるのですが
それを見る度に私以外の家族がその子供達と楽しく遊んでいる姿があって
とっても悲しくなるのです。
毎日の様に他人の子供の成長を助ける仕事をしている自分が
自分の家族の子供のそばに居られない・・・・と言う悲しさ。
毎日そばにいたいよ〜〜色々と成長する姿を見たいよ〜〜と
写真やビデオを見る度にどんどん寂しさが募ってしまって
どうしても会いたくなってしまったのです。
弟の子供なのに変ですか？
でも私の弟は私が９歳の頃に生まれて
私は母の代わりに弟の世話をしていたので
自分の子供と同じくらいに大切なんです。
弟も結婚式の時に、私をもう一人の母親の様だと紹介してくれたのでした。
だから自分の甥っ子や姪っ子は、自分の孫の様に大切なんです。
ついでに言うと両親も年を取って来ているので
帰らないうちにボケてしまったとか
体が不自由になってしまったとなったら
きっと後悔するだろうと思って日本へついつい足が向いてしまうのです。
それと今回は弟や妹に会って
将来の計画をちょっと聞いてみたいと思っています。
弟はまだ子供が小さいし、奥さんの家の事もあるから
私達の両親に何かあった時にはどうする計画なのか？
妹が世話をするつもりでいるのか？と言う質問です。
私は弟が生まれるまでの９年間に
長女として「いつか家族の世話をする立場の人間だから」
と言って育てらてていたので
例え長男である弟が居るとしても
私も両親の世話をする責任があると、常に思っています。
いざ両親が誰かを必要になってから
私がオタオタとこちらから引っ越し準備をするのでは間に合わないと思うのです。
ここでの生活を送りながらずーっと焦っている気持ちがあるのは
いつもこの事が頭にあるからなのです。
話がかなり逸れてしまいましたが
飛行機のチケットを買った時の話に戻すと
とにかく
一人当たりの飛行機代が＄７００ってのは一人＄１９００に比べたらかなり安い！
行きと帰りに別の都市に滞在しなくてはならないとしても、ホテル代と食費を計算しても
そっちの方が安い・・・
と言いたいのですが（実際に使う値段は安いです）
実際は日本に居られる日数を失ったことを考えたら
次回は絶対に普通にチケットを取ろうと思いました。
なんで今回はこんなことをしたかと言えば
チケットを買う時期に、お金が無かったからです。
飛行機を買う合計の値段が支払えるクレジットカードで飛行機代を支払い
別のカードでホテル代を払ったのです。
合計で＄４０００払えるカードが無かったと言えば嘘です。
二つあるクレジットカードのうちの一つの残高をゼロにするためにずっと頑張って支払っていて
もう少しで全額払い終えるって言うカードでだったら
まとまった＄４０００と言う高額の飛行機代を支払う事が出来たのに
あえてしなかったんです。それは自分の中でこれ以上借金を増やしたく無かったからです。
結局はその後で泣く泣くそのカードを使って税金を払いましたが。
しかも帰りの滞在のホテルはまだ予約しただけで支払いせずに済んでいるので
時間差でお金を支払う事が出来るという
それだけの理由です。
しーーーーーかーーーーーしーーーー
こんな工作をして
なんとか日本旅行を企てた後で
多額な税金支払いを請求されて
私は１日で頭が白髪だらけになるかと思いました。
母に言わせれば
「なんでそんなにお金が無い時に日本に来るの？」と言う話ですが
「日本に帰る計画を立てて、飛行機代を払った後で税金を取られたんだよっ！！！」
なので今回はなるべくお金を使わない旅行を心がけます。
久しぶりに日本に帰るからあれをしたいとかこれを食べたいとか
そんな事は一切出来ません。
毎回友達に色々とお土産を買って行っていたけれど
今回は旅行に行く為の服さえ買えないかも
（日本とここは気候が違うので、持ってる物だけで旅行をするのはきつい）
よく見たら5年前に日本に帰る時に持っていった服がそのままあるから、それで良いか？
せっかくの旅行でも食べてみたいものが食べられないとか
行ってみたいところに行けないとか
そう言うのって私の行きたい旅行とは違う！と思ってしまいますが
これも日本に本帰国をしたら
いつか細々と自分の行きたい場所へ行って好きな事をする旅行が出来る様になるんだと
言い聞かせています。
基本的に日本が大好きな私は
ハリが成人したら日本に帰れるんだ！と言い聞かせながらずっと我慢をして生きてきたのです。
このままここに居続けたい理由は無く・・・
今年は帰らずに数年後に帰国できる様に頑張ったら良かったのに・・・と言う心の葛藤もありますが
やっぱり子供達の年齢が一番の決断理由ですね。
という感じで、今年は散財の年・・・です。