金曜日の話ですが

 

ハリの大学の授業の宿題で大学構内にある劇場で芝居を観ました。

 

シェークスピアの【真夏の夜の夢】でした。

 

ハリの大学のシアタークラスの人たちが演じているものです。

 

私は高校時代に演劇部に属していた為、お芝居が大好きなのですが

 

サンフランシスコに住んで観に行くのはミュージカルが多くなっていました。

 

私のママ友が女優さんをしている関係で(すごく有名な訳ではないです)

 

彼女の一人芝居を観に行った事がありましたが

 

あとは英語のクラスの一環でいくつか観に行ったりはしましたが

 

自分で探してチケットを買って・・・と言う芝居では

 

こういう小さい劇場で演じられる芝居は久しぶりでした。

 

もちろん、ミュージカルで観られるようなマイク付きではなく

 

自分たちの発声で声を響かせていました。

 

芝居が始まる前に役者たちがステージにいて、普通にストレッチなどをしていたので

 

変だなあ〜と思っていたのですが

 

いざ始まってみて分かりました。

 

このお芝居に出てくる人物たちを、一人二役から三役で演じて居たので

 

始まる前に練習着でストレッチをしている状態から、衣装を着る事で役になっていくと言う工程を見せながら

 

場面ごとに同じ役者が別の衣装を着てくる事で

 

違う役を演じていると伝えていたのだと思いました。

 

役者たちは衣装だけではなく、アクセントを変えて別の役を演じていました。

 

舞台のセットもシンプルで面白かったですが

 

舞台装置の転換が結構音を立てていたり、見えていたりしたのが気になりました。

 

それも演出の一つなのかも知れませんが

 

私の高校時代の演劇部では

 

暗転の合間に音も立てずに素早く舞台装置を変える

 

と言う事が原則だったので

 

その時間が短ければ短いほど、お客様がスムーズに話に入っていけると言われていたので

 

話の途中で舞台装置を動かしている人が気になって仕方ありませんでした。

 

話の内容で面白いなあと思ったのは

 

主人公の女性が好きな相手が、同性の女性だった事でした。

 

なるほど、こんな風にアレンジもできるな!と思いました。

 

話は昔から何度も見ている題名なので知っているのですが

 

話している英語がシェークスピアの英語だったので

 

ほとんど何を話しているのか、細かく理解は出来ませんでした。

 

何年も昔に、日本の狂言役者がサンフランシスコに来て

 

シェークスピアの【間違えの喜劇】を演じた事があったのですが

 

狂言の日本語は理解しにくい為

 

英語の字幕がついていて良かった!と思ったのを思い出しました。

 

ちなみにこの狂言を見て、野村萬斎さんをさらに好きになりました。

 

 

今回見たお芝居は役者さんたちが結構面白くって

 

みんなでゲラゲラ笑いました。

 

久しぶりに観たお芝居で、高校時代を思い出して

 

なんか感動しました。

 

ハリのおごりで観たのですが、来月もう一本おごりで行く予定があります。

 

それもハリの宿題です。