夏休みの思い出を書こう【投稿でギフト券1万円当たる】 ブログネタ:夏休みの思い出を書こう【投稿でギフト券1万円当たる】 参加中


アメリカの夏休みは長い、長過ぎる。

学校関係の仕事に就いている場合、その仕事も夏休みに成る。

プライベートの学校とかで無い限り、子供と同じ長さで仕事が無くなるので収入も当然無くなります。

かと言って、その仕事の無い期間ずっと遊んで暮らせるほど普段の給料が良い訳ではなく

むしろ逆で、学校の先生は他の仕事よりも収入が低いと言っても過言でないくらい収入が低い。

なので、普段からすっごい量でバイトとか入れてない限り夏休みに普通にバケーションを取れる訳でもなく

うちは私が学生である事により、夏休み以外の期間に収入を増やす時間が無い為に夏休みもお出かけなど無しでした。

しかも、夏休みの最初に事故った息子の所為で、他の計画もめちゃくちゃ・・・。

幸い命は失わず、首の骨も折らず、歯も全部折れずに残っていたのでありがたいと思わなくてはなりませんが

腕の骨、しかも利き腕の手首の骨を折ってしまった為に

夏休みにスイミングのコーチの手伝いでバイトをするって話しは無くなり

私の生徒のベビーシッターをする話も一回だけで終わってしまい

夏休み中に車の免許を取らせようと思っていた事も無し(そして私の大学が始まるのでこれからしばらくは保留)

私は収入が必要なので、普通に仕事場の保育園の夏のクラスの仕事をしていました。

そんな保育園での仕事の中で一番の想い出はと言うと

ウサギの脱走かなあ。

保育園の別棟の方に、生徒の家族のウサギを置いておいて上げたようなのですが

そのウサギの小屋がちゃんと作られてない適当なもので、その小屋からウサギが脱走して来たようで

朝一番に仕事に行って、ウサギがぴょんぴょんと跳ねている姿を見て、きょとんとしてしまいました。

家の近所ではアライグマやリス、スカンクを見かける事は有っても

ウサギは見ませんから・・・

それで同僚先生と捕まえようと努力しましたが

ウサギはすばしこいと言う事を改めて学びました。

鶏が闊歩している保育園なのでウサギが園庭に居る事に問題は無いのですが

園の敷地から外に通じるフェンスの下など、バリバリ大きなスペースが空いているため

絶対に道路に出てしまうやばい!とその事が心配で、仕事を始められませんでした。

そのウサギを預かっている責任者が自分で脱走ウサギを捕まえに来て、さっと戻して行った事を誰も知らず

後で「ウサギが自分で小屋に戻ってる!」なんて勘違いしましたが

やはり、彼女無しでは捕まえられなかった様です。

その事件が有った次の日は、さらに最悪な事に。

その責任者の彼女も一回ウサギ達が逃げたのを分かってるんだから、ちゃんと小屋を補修すれば良いのにそのままにしていたらしく

次の日もまたウサギに出迎えられました。

しかも、園庭から出て、園に入ってすぐのスペースでさらに道路の近くに行ってるのです。

やばい!と追い掛けたけど、なんと小さなプレハブ小屋の下の土を掘って潜ってしまい

駄目じゃん!

と言う事で

もう、勝手にしろ!とか言っていたら、どうやらもう一匹は既に道路に出て行ってしまったようで姿が無い。

かわいそうに、道路に出たら車にやられるか、アライグマに襲撃されるか、鷹とかに食べられるな・・・なんて展開に成りました。

ま、飼い主が必死で探したら1週間後位に見つかった様ですけど。

(良かったです)

で、これが私の夏休みの想い出って寂しいですね。

ちなみにタイトルの想い出にさよならと書いた意味は

夏休みの始めに大家に勧告されて私物の処分をしたのです。

私の住んでいるアパートには玄関から実際に住んでいる場所に続く廊下があるのですが

その廊下に、部屋に入りきらない物を収納していたのですが

それを全部捨てる様に言われて

泣く泣く処分をしたのです。

と言っても、そこの80%が本だったので

取っておくもの、弟に上げるもの、アメリカに住んでいる日本人の友達に上げるものと仕分けし

それ以外は寄贈したり、あまりにぼろぼろの物はリサイクルして

全て廊下から移動しました。

弟に上げたのは英語の絵本70冊くらい。

お友達にはアメリカで買った日本語の絵本を大きな箱で3つくらい。

さらに私が取っておきたい絵本を彼女の家の収納庫に置いておいてもらうと言う事で、二箱。

本の整理の仕事だけでも何週間もかかりました。

さらには私が「?」と思うような物の処分。

例えばですが、私の家の中のあちこちに小石が取ってあるんですよ。

昔は小石を拾う癖が有ったのですが、その小石がまとまってなくて

あちこちにちょっとずつ置いてあるんです。

中には「どうしてこれを取っておいたんだろう・・・・?(じーーーっと観察)

あ、ここに白い線が入ってるから取っておいたのかも?」見たいな

考えないと良くわからない宝物の処分が一番困るんですよね。

あーーーそうそう、ここに置かないでこっちに置いておけば良いや~って

置いたんだな、きっと・・・と言う感じの場所にあるんです。

中には海外旅行に行った時に拾って来た小さいピンクの石とか

別にパワーストーンとかじゃないし、何でもないけど

何度も手に取ってみていたので覚えている石も有れば

なぜ持っているのか分からない石も。

最近では石は一切拾っていませんが

たまに生徒が石を拾っては『はいあげる!』とくれるので、それを喜んで受け取った振りをする為に差し出された瞬間だけのつもりでポケットに入れておいて

そのまま出すのを忘れて家まで持って来てしまった物とかもあって

結局私は小石大臣なのだ~~と思わされる夏休みでもありました。

ちなみに、夏休みに入る前に

私のクラスの生徒達からメッセージ付きの石を貰いました。

手のひらに乗るくらい大きな石で

私が拾ってる小粒の物の何倍もの大きさと重さですが

子供が伝えた私との想い出を親がその石に書いたらしく

『全員分はないんだけど~。』って言われた時

(いやいや、これだけで十分重いから~)と心の中で呟いてしまいました。

私の部屋のあちこちから出て来る小さな小石を全部集めても、手のひら一杯にしか成らず

それをまとめて処分しても

生徒の家族達から貰った石のお陰で要らない物が増えてる~~~。

これはもちろん保育園のガーデンボックスを飾る為に使いますよ。

他にも、見ると色々と思い出されるけれどもう取っておかなくて良いだろう・・・

でも捨てらんない!と言う、今まで処分に困っていたもの達と一気にお別れをした夏でした。

そんな片付けの気分を高める為に見たドラマはこれです。

(本当に見てから片付けを始めました。)



人生がときめく片づけの魔法 [Blu-ray]/バップ

¥5,184
Amazon.co.jp