「なんかさ~~急にピロシキが食べたいと思ったんだけど。」

「それは急だね。」

私は日本に居た時にピロシキに出会った事は無かったので

アメリカに来て初めて食べました。

という事はハリと同じ回数。

ロシア系のお店が近くに結構あるのだけど

なんとなく、余り買った事がありません。

本当に数えるくらいしか食べた事無いのが正直な話。

だから急に思い出して食べたく成るってほど、味が頭に残ってないんだけどねえ。

普段は面倒くさいと言うハリが、お金さえあれば学校帰りにロシアベーカリーに寄って買って来たいと言うので

今日の仕事の帰りに買いに行って来ました。

行ったら私が目移りして、色々買ってしまいました。

お金を払う際にレジのところにオーガニックの玉子・・・と二つほどラックに乗っていたのですが

それがゆで卵と思わずに、すかさず生の玉子を売ってるのかと思った私は

『玉子も売ってるんですか?鶏とか飼ってるの?』ととんちんかんな質問をしてしまい

相手の顔を見た瞬間に、やば、相手が困ってる・・・と気付いたので

『実は私の保育園では鶏を飼っていて、鶏が玉子を産むんですよ~~。』と話を続けると

店員の一人が

『あなた何て名前?』と聞くので

なぜ名前を言わなくては成らないんだろう???と躊躇していると

『保育園の名前は何?』と聞かれて

ここで保育園の名前を行って何か意味があるのかな?言うのは良いけど知らないだろうし・・・と

思っていたら

私の仕事場の名前を言うのです。

そうそう!

実は既に卒業した男の子のおばあちゃんでした。

そこにおばあちゃんが居る事は知っていたけれど

その店員さんはおばあちゃんには見えない若さだったので

最後まで思いつかずに、ぽかーんとした顔をしていて

あ!って感じだったのです。

『覚えてますよ。来年から妹の○○ちゃんが来るんですよね?』と言ったら

おばあちゃんは笑顔でおまけのパンを二つも入れてくれました。

良いの?

嬉しい!

でもその前にかなり買ってしまって・・・食べきれるかなあ?なーーーんて。

でもハリが食べるから大丈夫でしょう。

ちなみにそのベーカリーは美味しいと思うけれど

私のロシア人の友達の批評は聞けない・・・と言う話をしたら

同僚先生が大きくうなづいてくれました。

私が美味しいと思っても、本場の味を知っている人に評価を聞くと

もしかしたら『あんなのぜーんぜん駄目!』と言われるかもしれないし

そう成るのが怖いからです。

ロシア人の味覚にしたら美味しいのかそうでないのか

私は知る必要は無いし

自分が美味しいと思ったらそれで良いや~~と

あえて、そのベーカリーについての質問はロシア人の友達には聞かないようにしています。

前にその店の話をしたら

『そこよりも、どこそこの方が・・・。』とか言われたような覚えもあります。

とにかく

ハリは美味しかったと言っています。(私はミーテイングがあったので今日は食べてません。)

ちなみにそのベーカリーはここです。