ニュースで書かれていた事に付いてですが

それぞれの例を体罰としてみるかどうかではなく

なぜ体罰を与えるようなやり方しか出来ないのかな?と疑問を感じたので

それぞれの例題に対して思った事を書きます。

あくまでも自分の考えですからね。

●体育の授業中、危険な行為をした児童の背中を足で踏みつける。

危険な行為というのは、なんだったの?普段から遊ぶ経験を沢山させてもらえない子供は、何が危険で何が危険ではないかの判断など出来ないのに・・・。

体育の授業中にする危険な事って、ボールをわざと誰かの顔に当てる?野球のバットで友達を殴ろうとした?外周をする時に車道を走った?

危険な行為は自分が危険だったのか、周りが危険だったのか?

どんな理由であれ、大人が子供の背中を足で踏みつける行為こそ危険であり、下手をしたら骨を折りますよね?

先生は自分こそ他人に対して危険な行為を行う判断力の悪さを再考すべきだと思います。

保育園の指導を大きな子供にも・・・と提案するのはおかしいと思うかも知れませんが

保育園児でさえ出来るのだから、もっと上の学年の子供にもするべきことがあります。

それは、授業中の態度に付いて

最初に子供に指導する事です。

例えば『学校の器具を壊さない事。壊した時はあなたが責任を持って弁償しなさい。』とか

『スポーツ用具をスポーツ以外の方法で使用したら、直ちに授業から外し、あなたには成績を上げません。成績を欲しい場合には、レポートを書く方法だけで対応させます。』とか

先生がどのように授業をするつもりなのか、子供にどんな態度を望んでいるのか?と言う事を

あらかじめ伝えておくのです。

危険な行為と言えば、私の高校(女子校)では槍投げがありました。

槍投げに使う槍は、長い棒の先に刃物が付いた物でしたが

その投げ方、取りに行く時の方法など

先生が詳しく教えてくれました。

先生が取りに行って良いと言うまでは、絶対にその場を動くなと言う指導の際

取りに行っては行けない時にみんなの前に出た生徒が居て、槍が背中に刺さってしまった

と言う話がありました。

本当かどうかは知りませんが、その時は本当だと信じました。

槍が刺さったら、その場で抜く事は出来ず

取りあえず長い柄の部分をのこぎりで切って、

その生徒は槍が刺さったままで救急車に乗って搬送されたと。

砲丸投げの時も、決められた場所に居ないと

重たい砲丸で頭を砕くから、言う事をちゃんと聞いて

笛の音がするまでは、その場を動くなと

先生が指導しました。

だから、ふざけている生徒など居ませんでした。

危険な行為・・・普通分かるだろう・・・・と思う意識は捨てて

子供達には毎回ちゃんと説明して、みんなが分かってるかどうかを確認するべきだと思います。

危険な行為をした生徒の背中を踏みつけるって言う行為は

その踏みつけられる経験から、子供は何を学んだのだろう?と考えるべきだと思います。

言う事を聞かない生徒は、先生が踏みつけにする。

そもそも、言う事を聞かないからと言って

人を踏みつけにする行為って言うのは、人間として

指導者の立場に立つ人間として

正しい指導方法なのだろうか?と

大きな疑問を感じます。

踏みつけにされた瞬間に、あれは危険だったと反省するのか

踏みつけにされて

「痛い、なんでこんな風に扱われなくては成らないんだ?こいつ(先生)絶対に信用出来ない」

と先生との間のリレーションシップを作れなくするか。

生徒達に、人生において大事な事を伝えたいのか

生徒が学校に居る間だけ体罰で生徒を支配したいのか

先生はよく考えて指導方法を決める方が良いのではないかしら?と思います。

続きます。