旅行記の続きが一週間ぶりでごめんなさい。

図書館を見学した後はお泊まりさせていただくお家へ向かいました。

お家はようこさんのおじいさんのお家を取り壊す時に丁寧に解体してもらい

使える物はお家の一部として使ってもらったというお家で

まだ新しいお家のはずなのに、なんか歴史があるように感じられる

落ち着きのあるお家でした。

同僚とお母さんはベッドの部屋、私は布団の部屋をハリと一緒に使いました。

到着してすぐにいただいたお茶とお菓子にみんな感動です。

なぜって?

それは焼き物のお茶碗と菓子器(というのかな?)がおしゃれだったからです。

サンフランシスコのワンベッドルームにでかく成ったハリと二人で生活してる私には

友達を家に呼ぶ何てことは出来ません。

ただ単に狭いからですけど・・・

狭いので家に来ても窮屈で居心地悪いと思います。

私とハリは気に入っている家ですが、スペースに余裕が無いので

器を楽しむ・・・なんて生活からはほど遠いのです。

実は私は日本の地元で行きて行こうと決めた頃に

商売をしたいと考えていました。

ただ漠然と考えていただけなのですが、地元で知り合った人に誘われて

若者が買えるような手頃な値段の焼き物などを売る店を開きたいんだけど

一緒にやらない?と誘われました。

その人のスポンサーはもっとお高い焼き物を売っているお店のオーナーで

私はそのアイデアに飛びついて、まずは良い食器とはなんだ?と言うのを学ぶために

高価な食器を使って食べ物を提供しているおしゃれなビストロに修行に行きました。

その店のウェイトレスをしながら、その店のシェフの盛りつけ方とかお皿の扱いを学んでこいと

そういう指令があったのです。

途中からその計画には落とし穴がある事が分かり、私はお断りをしました。

その後もビストロでしばらく働いていて、ウェイトレス以外にも調理の仕込みや

デザート作りなどもしていたのですが

その頃から、器に興味を持ち始めたのです。

でもお金を持っていない、食器にお金を掛けられない人生を歩んでいる私には

素敵な器を買って、季節や催しにあわせて使い分けるなんて

夢のまた夢なのです。

そんな私ですから

お茶をだしてもらっただけで

うわあ~~!!!と感動してしまったのでした。

そのお茶とお茶菓子の写真はこちらです。

なんでもありです


なんでもありです