今日はハリが第一志望としている高校で

生徒の一人にくっついて一日体験をするShadowing と言うのに行って来ました。

高校によってこれをするところと受け付けてないところとあり

高校によって、自分でその生徒を探さなくては行けない場合と

学校でアレンジしてくれるところとあるみたいです。

ハリが行きたい高校は、ハリの水泳チームの子4人くらいが通ってる高校なので

そのうちの一人が引き受けてくれたのですが

知り合いが居ない場合は、中々できません。

相手のお兄さんは高校二年目なので

ハリにはちょっと向いてないかも?と思いましたが

二人が話を決めてはりきっていたので

そのままお願いしました。

お兄さんは、指定された日の授業の先生すべてから承諾を得てサインをもらい

その紙を持ってハリと一緒にオフィスに行って

そこで訪問中のステッカーをもらって

一日が始まった様ですが

なんせ私は入り口付近で落としてくれたら良いとハリが言うので

学校の中にも入らず

ただハリを送って行くだけでした。

ハリは午前中だけで終わらせるのではなく

3時まで残って最後の授業まで経験して来ました。

もちろん、お弁当も食べて来ました。

2年も上のクラスに一日中付き合うのってどんななの?って思いましたが

周りの生徒達もみんな優しく

ハリに色々と話しかけてくれ

先生も良い先生ばかりで

ハリはとても気に入ったそうです。

もちろん、授業内容は難しくてちょっと分からなかったと言っていましたが

学校の建物も

なんでも気に入った様でした。

仕事の後で時間があったので迎えに行ったのですが

ちゃんと一人で外に出て来て

楽しかったあ~と開口一番で言っていました。

「高校が楽しかったの?」

「うん、凄く楽しかったよ!」だって。

へえ~。

一番良かったのは

ハリを無視したり、バカにしたりする嫌な人間が居なかったことだって。

本当に、今の環境が嫌な環境なんだなあと改めて感じました。

その高校は、うちから車で20分くらいで

バスで乗り継いで行くと多分40分から1時間はかかると思います。(時間帯に寄る)

ハリに付き合ってくれたお兄さんは家を毎朝6時15分に出てるそうで

その話をしたら

それでもハリはそこが良いと言っていました。

その高校がある場所は

観光地の湾岸に近く

とても素敵な景色が見える丘が近くにありました。

(丘と呼ぶのか、坂の上の方というのか)

駐車する場所を探していてぐるぐると運転しながら近所をまわっていたら

その坂の上の方からアルカトラズ島と船が霧の中に浮かぶ景色が目に飛び込んできました。

ほお~~良いねえ~と

勝手にハリの高校生活を想像してみたりなんかして。

でもここに行けるかどうかは分かりません。

テストの結果とかで行けるのではないのです。

抽選方式なのです。

つくづく思うのだけど、ハリは簡単に高校へ行けていいなあ・・・。

日本だったら、今頃凄いプレッシャーの元で

勉強してるよね?

都会っ子なんだけど

何のプレッシャーも無く育ってるよ。

高校受験が無いからねえ。

今日の見学で、ハリの希望の高校を書く順番が決まりました。

後は、書類を書き込んで提出するだけです。

ちょっとだけ気が楽になりました。

(って本当に、日本で高校受験をする子どもを応援してるお母さん達と比べて

何のプレッシャーも無いけどね)