これも前に紹介したかも知れないけれど

本屋で見てつい買ってしまった絵本です。

ナメクジってカタツムリと比べると

ただ殻が無いだけなのに

なんでこんなに差別されるの???と言うお話なんです。

実はこの絵本を読んでから

私はナメクジが大丈夫になりました。

差別していてごめんねと思ったし

頑張ったんだねえ、偉いよ!と

なんだか急にナメクジ側に付いてしまいたくなるような気もしました。

知識を得るということは

物の味方を変えることにも繋がります。

子供はただわがままでうるさいだけだと思っていた人も

私のブログを読んで

知識を得た後は子供に対する気持ちも変わったはずです。

街で見かけるような泣き叫ぶ子供に

昔は嫌な顔をしていたのに

最近では

「もしかして何か嫌な匂いでもかいだのかな?」とか

「おやつを食べなかったからぐずってるのかも知れないなあ。」と

理解と共に観察することが出来るようになっていると思います。

小さい子供に物を理解させるなんてことは難しいのだけど

いかにその課題に興味を持たせるか?に寄って

小さい子供は小さいなりに何かを学ぶことも出来ます。

子供には理解出来ない『本当の話』をたらたらと話しても子供は興味を示しませんが

その子供の能力にあったレベルで何かを教えたら必ずそれを吸収します。

後で脳が成長するに従って

もっともっと本当に近い話を足して行けば良いだけなのです。

そういう点では

このナメクジの話は

おとぎ話のような話とは反対で

ナメクジの本当の話を書いてます。

でもこのイラストが親しみやすく

読んでみたい!と思わせる絵本だと感じました。

年齢的には幼稚園や小学生にあうと思います。

ガンバレ!!まけるな!!ナメクジくん/三輪 一雄

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