いくら私が【はてしない物語】の大ファンでも

ハリのネバーエンディングストーリーにはちょっと疲れてしまいます。

あ、でもこれはハリがノンストップで話し続けるほうのネバーエンディングではなく

新たなイジメ、からかいに関してです。

先日、鍼治療に行って

いたーい足を引きずって、水泳チームのオークションのミーティングに行きました。

私は食べ物担当係りなので、他のお母さんとコーチと

最終の確認をしていたのです。

その間、別のコーチから

信じられない数のラップを泳がせられたと言って

建物を出るや否や

ハリは人が豹変しました。

また忘れていたのは

ハリが私に突っかかる日は

学校で何かがあった日だったのに

足の痛みで、私も注意など払っていられませんでした。

部屋に入って、ゆっくりとしか歩けない私の後ろを通る時

「どけ!」と言って背中を押したハリに腹を立て

私に背を向けてるハリを思いっきりベッドに押してやりました。

「今の衝撃と同じくらいに感じたよ!」と。

「僕は間違って触っただけなのに!」

「いいや、どけくそババア!」と言って突き飛ばしたね。」

「くそババアなんていってないのに。」

「いや、態度にその気持ちが込められていた。」

私に怒ったハリは

神経を傷つけてしまった方の私の左足を蹴った。

私の左足は、過去に膝の軟骨を摘出した足であり

蹴ってはいけない足なのだ。

「何するんだよ!」と

喧嘩になりましたが

ハリは私に押されたことに対して

泣き出したのでした。

実際は・・・

昼間ハリを馬鹿にした奴らのことで泣き始めていたのですが・・・

小学校からいつもこのパターンでした。

やけに私に突っかかり

言いがかりをつけたり

ケンカをふっかけたり

それでよく聞いてみると

私とは全然違う人間に対しての不満を言い始める。

この前まで意地悪をしていた男の子はクラスから居なくなり

やっとうちに平和が訪れたと思ったら

またこれだよ!と

まあ、この

終わることの無い「苛められた話」に対して

もう疲れたのです。

「で、何が問題なわけ?」

ハリのクラスの中国系の生徒が

ハリに「英語が下手!」と言うそうです。

「僕は英語の方が得意なのに・・・。」

どんなに英語が上手でも、発音が素晴らしくても

同級生が下手といえば、その言葉のほうを信じて傷つくのだなあ。

「下手って言われたら

『なんていったの?発音が変なので聞き取れなかった。』って言えばいいじゃん!」

「言ったよ、でも二人して馬鹿にするんだ。

言い返しても、言い返しても悪口言われるんだ

もうやんなっちゃうよ。

あいつらの方が、ちゃんと英語を話せないくせに!」

ハリはいつもからかわれると真剣に対応する

その対応が面白いからもっとからかわれるのではないか?と思うけれど

口が達者な自分が、言いこめられるのも嫌なのだろう。

中国系の生徒が意地悪をしてる話も聞いていたけど

メインの苛めっ子の対策が優先で

そいつらのことは気にしていなかった。

でも

どこに行っても嫌なやつらが居る中学校

なんだか聞いているだけでうんざりする。


ハリが学校から帰って来て

同じやつらの話をした

「こないだのやつらがね、このケンカはもうやめようって話になったんだけどね

それを終わらせるのに、戦って終わりにしようってなったの。

で、僕は二人と戦ったんだけど

お母さんに教えてもらったみたくやって戦ったら

僕が二人に勝ったよ!」と言って元気良く帰って来た。

(ああ、もう蹴りは着いたのかな?)

「で、君が勝ってもうからかわれなくなるわけ?」

「分からない・・・。」

でもハリのケンカしたと言うやり方を見たら

へなちょこなので気になってしまった。

「こぶしはこうやって握る。

突きは肩から出すんだよ。

手を突き指したくなかったら、いつも握ってなさい。

避けるのはここの柔らかい部分を使うこと。」

実際にケンカをするとなると、私は戦って勝つ自信は無い。

人を叩いたり、殴ったりする時躊躇するからだ。

型が決まってる練習の時は大丈夫だったけど

スパーリングは凄く苦手だった。

でも突きや蹴りの基本は教えられるから。

まあ、今回は二人にボコボコニされなくて良かったじゃん。

中国といえば拳法の本場だからね

気をつけないと行けないよ。

来週からはからかわれないといいけどねえ。

そしてまた新たな敵が現れて

ネバーエンディングストーリーは続くのだろうなあ。