父が渡米してくる前に

【Wicked】って言うブロードウェイ・ミュージカルに興味があるか聞きました。

「うんうん、行くよ!何でも観にいくよ!」と言っていた父と一緒に

劇場まで足を運んで、窓口でチケットを買いました。(この方が手数料が取られないのです)

すると、窓口の横に張り紙があるのに気付いた私!

日本語でも書かれていました。

なんと、その劇場では

音声ガイドがあるとの話!

知らなかった!

ミュージカル開演の前に音声ガイドを借ります。(10ドルでした。)

それは、ミュージカルが始まると同時に調節してくれるのですが

台詞全部の通訳ではなく、話に沿って解説があったそうです。

その解説のお陰で、父もみんなと同じところで笑っていたし

内容も理解できて、とっても楽しかったと言っていました。

役者たちがもしもゆっくり目になった場合は、そのガイドもゆっくりになると言ってました。

どうなってるのかは分からないけど・・・

とにかく、父は多分生まれて初めてミュージカルを見たと思います。

「ほら、俺はさずーっと今まで仕事ばっかりしてて忙しかったからさ。」

父の休みは、水曜で

正月と夏に3日連休くらいは取れましたが

後は子供たちと遊びに行ったことすらありません。

忙しかった頃は、月に一度の休みしかありませんでした。

お芝居の観劇なんて、ありえなかったのです。

水曜の休みには美術館やデパートには出かけても

わざわざチケットを買ってお芝居やミュージカルを観にいくようなことはしてなかったのです。

だから、父は始めてみるミュージカルが英語だけではなく

日本語の解説つきで良かったと思います。

お陰で、ちゃんと楽しめることが出来たのです。

明日は・・・私が父の日のプレゼントに買ったチケットで

ピーターパン
のお芝居を観て来ます。

これは、ロンドンで作られたお芝居で

USプレミアをサンフランシスコで行っているもので

360度のスクリーンを使って背景を流す、特殊なタイプのお芝居だそうで

エンバカデロ・プラザと言うところに作られた特設劇場で上演されています。

ピーターパンが大好きな私は、ワクワクしています!

「お母さん、ピーターパンがちょっとイメージと違う。」とハリが言ってますが

私もそれは同感です。

「でも今回のお芝居は、違うことを観にいくので気にするな!」と教えました。

待ちに待った日が明日やってきます!楽しみだなあ。