ベンの家族が引っ越してしまうと言うことで

小学校の家族がお別れ会を開いた。

同級生の家族と言うよりは、PTAで活躍している人たちだ。

ベンのお母さんは忙しいながらにも

学校の授業中にボランティアに行ったり、

募金のイベントの企画に関わっていたり

昔から学校にかなり奉仕をしている人だから

彼女は、全学年の家族の殆どを知っている。

私は、彼女の友達として

彼女から e-mail が送られてきた。

パーティが好きではない私なのだが、大事な人のお別れ会なので

参加することにした。

主催者に連絡を取ると、飲物だけ持ってきてくれとのこと

家から近かったので歩いていくことにして

途中の店でビールとアップルサイダー(りんごの炭酸ジュース)を買って行った。

名前は聞いたことあるけど

誰だっけ?なんて思いながらお家に行って

顔を見てから

あーこの人がクラウディアさんね。

なーんて、やっと分かったくらい。

でも、名前は覚えていないけど

何年も顔を見ているので、みんな普通にお話ができた。

PTAの会議には参加しないのだけど

当日はいつも、仕事を手伝っているので

私も、頑張って手伝っている方に考えられている・・・


集まりには、

学校とは関係ない

ホストもあったことがない、ベンのお母さんの個人的なお友達もやってきた。

主催者側の計らいで、みんな一緒にやってしまおうと

お家を開放してくれたのだ。

サンフランシスコのように、

広いようで狭いようなアパートに住んでいる人がハウスパーティを開く時は

大抵が全部の部屋を開放する形になる。

リビング・ダイニング・キッチンを使って

みんなが行き来できるようにテーブルや椅子が並び

立食系で、テーブルにはスナックが並んでいた。

夫婦のベッドルームは荷物置き場。

子供部屋は、遊びに来た子供たちにあらされ放題。

裏庭も使って、学年ごちゃ混ぜの子供たちが

楽しく駆け回っている間に

大人たちは、立ち話に花を咲かせていた。

私も、数人の人たちと色んな話ができて楽しかった。

こういうときに感じるのは、ホストの友達関係の良し悪しなのだけど

学校関係で集まった人たちは、全員私も知っているだけではなく

誰も素敵な人達ばかり。

ベンのお母さんの友達も、とてもいい人ばかりで

その日初めて会った人たちとも

気持ちよい時間を過ごすことが出来た。


嬉しかったことは、そのパーティのホストが

学校のオークションで、私の作ったギフトバスケットを買ってくれた人だったことだ。

私の手作り石けんに、洗顔用のターバンやネット、お茶や陶器の小物入れなどを入れたのだが

凄く気に入ったそうで、ご夫婦から石けんを褒められ

『売らないの?』と何度も聞かれた。

私が英語で書いた説明書も、稚拙な文章だったにも関わらず

全部読んでくれたそうで

『まだ髪の毛を洗ったことがないんだけど。』と旦那さんが興味深々だったから

『私は石けんで洗い始めたら、シャンプーを使う気に慣れなくなっちゃったよ。

髪の毛を触ってみる?』と旦那さんにも、奥さんにも

私の髪を触ってもらった。

『うん、健康的な髪の毛だね。僕も、洗ってみようかな?』と言われた。

ギフトバスケットに入っていたLupiciaの お茶も気に入ってくれたそうで

『ティーバッグなのにね、良いところのお茶葉をつかっているんだよ!』と

わざわざ袋を開けて、中身をお客様に見せていた。

日本のお茶屋さん、Lupiciaがサンフランシスコに店を出してから

ギフトバスケットや、誕生日のプレゼントに買うようになった。

ハリもそこのお茶が凄く特別なのを知っていて

お使いで買いに行くと、必ず自分にも特別なお茶を買ってくれと言って

ちゃっかり、好きなお茶を選んでくる。


話はそれたけれど、そのホストから

石けんのことを色々と言われて、嬉しかった。

顔を洗ったら、洗い上がりがしっとりしてて

凄く使い心地が良いと奥さんが喜んでいた。




なんでもありです

ちなみに、ギフトバスケットはこれです!
これにプラスティックでラップされたんだけど
せっかく並べた物がぐちゃぐちゃになってて
ラップした人のセンスの悪さにがっかり・・・
バランスよく並べて欲しかった。
これで幾ら分って?$50ドルです。
日本人のあなたは、50ドル払いますか?




あー、横道にそれて

ベンのお母さんが引っ越す先の話が・・・

続きに書くかな