昨年末に、食品の新基準値について「新基準値案は、暫定基準値に比べ、数値が4分の1~20分の1に厳格化。コメや肉、野菜など、ほとんどの食品を対象とする「一般食品」は1kg当たり100bq、新たに設ける「乳児用食品」と「牛乳」は同50bq、「飲料水」は同10bqと設定した。」と報道が有りました。
URL:http://sankei.jp.msn.com/life/news/111227/trd11122715050008-n1.htm

暫定基準値はあまりに高いもので、基準値以下といっても安心して口にできるものでは有りませんでした。新基準値は一見厳しく、低い値のようにも思えますが、実は子どもにとってはまだまだ、高い値である事がチェルノブイリ事故時以来研究されているヨーロッパなどでは常識となっています。3月にドイツ防護協会が日本に向けて発信した「提言」をご覧ください。

また、この新基準値については、当会も所属している「子どもたちを放射能から守る全国ネットワーク」で取り組んでいますので是非、ご覧ください。

『食品に関するリスクコミュニケーション ~食品中の放射性物質対策に関する説明会~』を開催します

URL:http://kodomozenkoku-news.blogspot.com/2011/12/blog-post_23.html

このページに掲載されているICRPの表によればセシウム137を1,000bq一度に摂取した場合と1bq~10bqを1,000日間毎日摂取した場合の全身放射能の推移は、毎日摂取の方が高くなるとなっています。

子どもの未来を育む会所沢のブログ-セシウム残存量グラフ

子どもを被曝から守るために、給食など子どもが口にする物は0(ゼロ)を目指して欲しいです。