こんにちは。
子育てコーチング協会代表理事の和久田ミカです。
今日のテーマは「ぐずりと愚痴」。
娘が4歳のときのブログ記事をご紹介します。
昔は、学びを実践して、その検証結果をブログ書いていました。
学んでいたのが、ビジネスコーチングだったので、それを子どもやクライアントさんたちに応用したらどうなるのか、を日々試していたんです。
今もまだ、「子育てコーチング」という分野は それほど確立されていないのですが、当時はさらに黎明期ですね。
日々の" 実験 "は、とてもおもしろかった!
その実験と検証の結果が、子どもこころのコーチング講座(初級)です。
さて、今日のテーマはぐずりでしたね。
子どものぐずりは イライラするときもありますよねー!
でも、
「じゃあ、めんどうくさいから、子どもの言いなりになろう」
「受容すればいいんでしょ?すべて肯定!OK!」
というのは、ちがうのです。
こちら、私の著書から↓。
(初級講座を受けると副教材で付いてくる本です)

子どもの気持ちには YES!
でも、不適切な行動にはNO!
・気持ちには「わかるよ」
・行動には「(それはできないから)こうしてね」
なんでもOK!というのが愛なのではなく、行動については「NO」ということがとても大事です。
気分を切り替えるのに 少し時間はかかりますが、子どもは自分で自分の気持ちの折り合いをつける練習をしていきます。
子どものぐずりは、大人の愚痴のようなものだからです。
大人だって、愚痴を言いたいときありますよね。
すぐには気持ちを切り替えられないときも。
愚痴や悪口を嫌う人がいますが、私は 必要なことだと思っています。
こんな研究結果もありますよ。
いつもスマホで子どもをなだめると「後でつけが来る」米研究
毎日新聞から一部引用します。
・・・以下引用
「子どもはスマホやタブレットで気を紛らわすのではなく、自分の感情を自覚してそれを自分でなだめる方法を身につける必要がある。
幼少期にこうしたスキルを身につけなかった子は、成長に伴い、学校生活や同級生との関係でストレスがたまって苦労する可能性が高い」
と語る。
Radesky氏によると、感情を自覚し、うまくコントロールするスキルは、幼い子どもにもともと備わっているわけではない。
3~5歳の子が何らかの感情を抱いた場合、子どもはそれを、急激にわき上がってきたネガティブなエネルギーや不満として感じる。
しかし子供自身には、それが何なのか分からない。
だから、保護者から「あなたは今、こんな気持ちなんだね」と教えてもらう必要があるのだという。
親が子どもの気持ちを言葉で表すことは、子どもが感情と言葉を結び付けて考えるのを助け、同時に、子供に対し『親は分かってくれている』ことを示すことにもなるという。
・・・引用ここまで
初級講座でお伝えしていることそのものです!
もっとたくさんの人に広がるといいなと思っています。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
子育てコーチング協会
代表理事 和久田ミカ
