つい兄弟にちょっかいを出す子の子育てのヒント | 子育てコーチング協会(旧:子どものこころのコーチング協会)

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子育てに役立つ情報をお届けしています。

【つい兄弟にちょっかいを出す子の子育てのヒント】
 

こんにちは。

子育てコーチング協会

インストラクターの浜田悦子です。


9月から新しくはじまる

「発達グレーゾーン講座」を

担当させていただきます。


**くわしくはこちら**

 

 




今日は、先月438名の方に

お申込みをいただいた

発達グレーゾーン講座記念講演会、
すまいるママ塾でいただいた

ご質問にお答えします。



・*:..。o○☆*゜¨゜゜・*:..。o

ついちょっかいを出してしまう子どもに起きていること

・*:..。o○☆*゜¨゜゜・*:..。o



兄弟にちょっかいを出してしまう

お子さんへの対応に悩んでいるママへ

夏休み疲れしていませんか?


子どものきょうだい喧嘩で、

朝から晩まで騒がしくて頭が痛くなっちゃう!
なんてこともあるかもしれません。


この記事では、

きょうだいにちょっかいを

出してしまう子に対して

自宅でできる関わりのヒントを

お話ししますので、

ぜひ最後まで読んでみてくださいね^^




まずは、いただいたお悩みから。


**ここから**


「つい兄弟などにちょっかいを

出してしまう子ですが、

注意されると気付き、ものすごく反省します。

反省しすぎて交流を避けようとします。

交流まで避ける必要は感じませんが、

それ以外に方法が思いつかないようです。

その割に忘れて、また繰り返します。

どのように対応したらいいのでしょうか?」


**ここまで**



メッセージの中に、

お子さんの特性のヒントがたくさんありました


1:つい兄弟などにちょっかいを出す

2:反省しすぎて交流を避けようとする

3:それ以外に方法が思いつかない
  その割に忘れて、また繰り返します



もう少し詳しくお話ししますね!


1:つい兄弟などにちょっかいを出す

お子さんが暇だなぁ、

やることないな、と思うと
兄弟などにちょっかいを出したり、

困った行動がでたりしてしまいます。

 

ついちょっかいが出てしまう時は、

もしかして、お子さんが「暇だ」と感じている時ではありませんか?



2:反省しすぎて交流を避けようとする


叱られたことで、

悪いことをしちゃったなって

思っているんですね

でも、0か100か。

白か黒かに偏ってしまうというのは、

発達に不安のあるお子さんなら「あるある」なことです^^

また、「何が」悪いことか?

良くなかったのか?を

理解していない場合があります。



3:それ以外に方法が思いつかない
  その割に忘れて、また繰り返します


これは、2にも通じることなのですが、

「悪いことをしちゃったな」って思っていても、

じゃあどうしたらいいか?

適切な方法はなにか?

ということを自分で考えることができません

だから、自分の頭に浮かんだ、

同じこと・同じ方法を繰り返してしまうのです。




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ちょっかいがなくなるためのヒント

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このようなお子さんの子育てでは、
 

  • ますます兄弟にちょっかいをだすようになる、行動がエスカレートする
  • 面倒な子と思われる
  • 「謝りなさい」と言われることが多いが、本人は状況を理解していない
  • 叱られる回数が増え、自己肯定感が低下する
  • 家族や友達から孤立してしまう


などのトラブルや

ハプニングが起きがちです。



そうすると、ママは

  • しょっちゅう兄弟喧嘩の仲裁をしなくちゃいけなかったり
  • お子さんの行動をますます叱ってしまったり
  • 自分の子育てに自信がなくなってしまったり


子育てをストレスに感じてしまう場面が

増えてしまうかもしれませんね。



まずは、

1:暇な時間の対策

2:適切で具体的な行動やコミュニケーションを教える

ことで、今までのような

「兄弟へのちょっかい」は

少なくなっていくはずです。



1:暇な時間の対策

お子さんが好きな遊びや

ひとりで過ごせることを見える可しましょう。

ホワイトボードやタブレットで

写真を撮って保存もOK!

お子さんが暇そうになったら、

それを見て「次の行動」を促します

ポイントは、「ちょっかいを出す」

という行動よりも、集中できる魅力的な遊びにしましょう。



2:適切で具体的な行動やコミュニケーションを教える

兄弟を遊びに誘う言葉や

行動を教えていきましょう。

お子さんの中には

「遊ぼう」という言葉がでない

(分からない)お子さんや、

どんな風に遊びに誘ったらいいのか

分からないお子さんがいます。

暇になったら、「ちょっかい」ではなく

「こうすると一緒に遊べるよ!」を

教えていきましょう。




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ちょっかいを出す子は〇〇な子

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わたしは以前、

発達支援センターの指導員をしていました。

そこでも、お友達にちょっかいを出す

お子さんがいたんですね。


「ちょっかいを出す」というよりも、

突撃したり、わざと叩いて逃げちゃうんです。

周りから見たら、突撃された子は

かわいそうだし、乱暴な子にうつってしまいます。

ママも「いつも他害がでちゃって・・・」と心配していました。


でも、その子の行動を観察すると

お友達が大好きで一緒に遊びたいために

突撃しちゃうという理由が見えてきたんです。
(言葉もちょっとゆっくりなお子さんでした)


その子に「ねぇねぇってしよう!」

(お友達をねぇねぇと言いながら肩を叩く)

と伝えたところ、お友達からも笑顔が返ってきて^^

あっという間に成功体験ができ、

その後「ねぇねえ」がお子さんの中に定着していきました。


本当は、乱暴な子ではなくて、お友達が大好きな子。


ちょっかいを出す子ではなくて、

関わりを知らないだけ、だったんです^^



お子さんの行動を、

ちょっと違う視点から見てみませんか?



子育てコーチング協会では、

9月から新講座 発達グレーゾーン講座がはじまります!


この講座では、発達障害って何?や、

困った行動No.1!癇癪の対処法や、

お子さんの心を満たすママの話の聴き方などを

ワークやケーススタディを通して学んでいただきます。
 

  • この子の困った行動うちだけ?とひとりで悩んでいるママ
  • グレーかな?しつけでなおるかな?とお子さんの発達にモヤモヤしているママ
  • お子さんの癇癪に疲弊しているママ
  • お子さんの困った行動が何度言ってもできない、なおらなくてモヤモヤしているママ
  • 怒り過ぎて子どもの自己肯定感の低下が心配なママ
  • 子どもの発達について、同じように悩むママと話したい!


このようなお悩みを持っているママにオススメです^^



グレーゾーンのお子さんを

お持ちのママは、

子どもの困った行動が
甘えなのか?特性なのか?
分からなくなっちゃう時が

多いんじゃないかな?って感じています


サポートも受けにくい環境の中で、

「しつけで何とかなるはず!」と

思っているかもいるかもしれません。


でも、声かけや言い聞かせで

なんとかしようと思っていると、

お子さんの特性もママとの関係もこんがらがってしまいます。


先日、子育てコーチング協会の

インストラクターとして毎日新聞さんの

材を受けたのですが、

ママ記者さんに

「目からウロコでした!うちの子にも今日から実践してみます!」

って言っていただきました^

 

 

(取材記事はこちらです)

 

新学期の「登校しぶり」ヘルプサイン出しづらい子への向き合い方



グレーゾーンじゃなくても、

どんなお子さんにも有効なヒントが

くさん詰まった講座になっています。


オンラインでの開催なので、

全国どこからでも受講可能です^^

 

ぜひ、画面越しでお会いしましょう!


くわしくはこちらをご覧ください



最後までお読みくださり、

ありがとうございました。