インストラクターの 柴田 正子 です。
コロナ、また増えてきたねと、家族で話した次の朝。
高校3年生の娘が起きて来ないので、久しぶりに起こしました。

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朝から悪口芸が炸裂ですわ
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目覚めてはいたようで、
「あ"~!学校休みにすればいいのに、なんで学校あるの!?
頭おかしい!!
生徒がクズなら、学校もクズだな!!」
と叫びながら、洗面所へ。
反射的に、
「いやいや、自分で選んで入った高校ですよね?」
と、突っ込みたくなる私がいました。
モヤモヤイライラが、来ましたよ。
そう、これ、
<子どもの話が聞けない状態>が来ましたね。
はいはい、来ましたよ。
しかし、ここは無理やり同調して、
「ほんとにあなたの学校、クズだねー!」
なんて合わせる必要もなく、はい、自分の心の声を聞くところですね。
よし、聞こう。
私の本音はなんと言ってる?
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ここからは、私の心の声です
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ああ…
私は、いま娘が 自分や学校のことをクズって言うのが、嫌だったんだな……うん。
「自分や、自分が所属してるグループを卑下するものではない」
って、私は思ってるな。
不平不満を言うくらいなら、少しでも現状を変えるような行動をするべきって思ってるな。
これらは私が、特に仕事上、自分へのダメ出しでよく使った「正しい考え」だ。
でも……
子どもが、信頼してる家族に、愚痴や弱音を吐きたいことってあるよね。
そんな時に、親が自分独自の「正しい考え」でジャッジして来るのって、しんどい。
子どもだけじゃない。
大人だってそうだ。
若いとき、仕事に燃えてたとき、私は弱音を吐きづらい上司だったろうなあ。
それなのに、みんなよく付いて来てくれたなあ。
もっと早く聞き方を知っていたら…
若かったなあ…
仕事、頑張ったなあ…(回顧中)

ここまで考えて、マイルール、ゆるみました。
イライラが、消えました。
でも、ほかにも、なにか心にある。
私は、娘が学校を休みたいって言うと、
”中学生の時のように、また不登校になっちゃったらどうしよう”って
怖くなる。
そうか、そうか。
私は、怖かったんだ。
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心の声、おわり。
この間、家族からは、お母さんがボーッとしてるようにしか見えない。
そして…
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朝食を食べながら、
「お母さん、マジあの学校クソ。存在価値ないから」
と、まだ悪口芸を披露してる娘に、言えました。
「コロナ、心配なんだね。
休校だったらいいのにって、思うんだね」
心に寄り添って言えました。
娘の声のトーンが変わり
「○○高校は休校なんだってさ。
うらやましいけど、でも3年だから受験に響くのはイヤだしね。」
気持ちを話し出します。
「そっかあ」
はい。
ここからは、いくらでも聞けます。
と、こんなことを日々心の中でやっています。
可愛いはずの子ども達なのに、イライラして顔も見たくなくなる……
そんな以前の自分が、いまではずいぶん、遠いです。
最後までお読み下さりありがとうございました。
子どものこころのコーチング協会 インストラクター
柴田正子
次号の担当は、
神奈川県横浜市にお住まいの、近藤きょうこインストラクターです。
息子さんが書道にはまっているとか。
横で見ているだけなのに、ご自分で墨をするのをやってみたきょうこさん。
墨の種類や、硯の石の種類、水の温度などを息子さんから聞いて、比較が大好き研究肌、コミュニケーションカラー青が炸裂したご様子。
(コミュニケーションカラーは中級講座で学べます)
笑顔がホントに素敵なリケジョ(理系女子)ですよ。
次回もお楽しみに♪